大通り沿いにひっそり佇む昭和枯れすすきな定食屋さん。
一杯飲み屋さんかと思ってたんだけど、メインはお食事だったみたい。
たぶん古いお店なんだろう。
しかし、お店の前をかなり頻繁に通ってるわりに、
存在を意識しだしたのがごくごく最近で、何一つ薀蓄が語れねぇ!
お店は優しげな婆さんが一人で切り盛りしてるみたい。
完全に閑古鳥かと思ったら、そうでもねぇんだ、これが。
いつ覗いても、お客がポツリポツリと飯を食っててさ、気になってたのよ。
この日もちょっと早い夕食時だったんだけど
一人、また一人と爺さんやオッサンが入ってくるの。おおぅ。
皆さん、基本的に寡黙で、ただモクモクとご飯を食べている。
すごい、なんか枯れてて・・・渋い光景だなぁ・・・
でも、その分、新参でも抵抗無く入っていける雰囲気だったりする。
メニューは焼き魚系定食がメインで数種類って感じ。
つまみや一品みたいなのはあまりないんだわ。
納豆や奴やタマゴくらいかな?
メインの小ぶりな鮭は脂の多い海外産薄塩タイプなので、
ほぐしてご飯に乗せて、ちょこっとお醤油をたらして食べるといいぜ!
デフォの定食からして小鉢が多いのが良いな。
サラダ、じゃがとベーコンのいため、甘い味つけの白和え。
自家製の糠付けやご飯やお味噌汁も普通においしい。
家食メインの私なんかは外食に非日常を求めがちだけど、
ここが出してる婆さんのお手製の家庭的な食卓に、
安らぎや落ち着きを感じちゃう気持ちもわかるよなぁ。
コメント一覧
昔、丼もの何か食べたことあります。
あまりインパクトなかったね。
そう、意外に人が次から次へと出入りしてた。
酔来のとなりのあさか食堂(旧フィリッピン食堂、フィリピン食堂とは名乗ってない、あくまでもフィリッピンね)もこんな感じ。そしてその隣の食堂もこんな感じでした。
>曙町育ちさん
「フィリッピン食堂」!知らなんだ!
フィリピンと何か関係があったのでしょうか??
そんな謎に満ちた定食のお店も地道に潰していきたいなぁと思ってます。