区役所の並びに出来た中華料理店。
jincun さん、おすすめありがとう!
「あかつき」の居抜きです。
前のお店がハンパに中華寄りなラーメン店だったので、
どうせなら料理屋さんにしちゃえばいいのになと思っておりましたが、
新しいお店は、なんと麻辣湯推しのお店なんだそうですよ。
それは、うれしい・・・何年か前ならな!!!
確かにアジアな土地柄なので、それなりの需要もあるのでしょうが、
すでにチャリンコ圏内で、幾つもの麻辣湯スポットが出来ているため、
今更なんも珍しくねぇ!
しかし、こちらのお店はそこで終わらなかったのです。
なんぞ、お江戸の有名な調理人がプロデュースしたお店らしくて、
ズラリ列ぶホテル系の花束と、浦舟町には過剰なスタッフ配置でやけにやる気が見えるのですよ。
突き出しのピーナツは小ぶりで柔らかいもの。
今のところ、お昼は麻辣湯専門店で営業。
夜になるとお料理もいただけるような体制です。
メニューには界隈に似つかわしくないフカヒレ煮などもならびます。
ただ、品数は絞ってあって、ちょっと寂しいかな。
ラーメン店の時は特注の大きな麺茹で釜が名物でしたが、今回さらなる大釜を追加!!
ここのオーナーはどんだけカマにこだわりがあるんだ!と、いろいろ邪推しちゃいます。
新しいものは叉焼等の焼き窯であるということで、
カウンター上には旨そうな焼き物が吊り下がっているのですよ。
試しに盛り合わせを頼みましたが、品書きには3種とあるところが、4種乗って来ましたね。
中華街のそれと比べると、お味はややエッジの効いたもの。
鶏や豚のカリカリ焼きは柔らかですが、叉焼は結構カッチリして、しっかり下味が染みています。
オープンしたばかりで、まだ微調整中かもしれません。
ただ、今後は大いに期待できそうです。
国産野菜炒めは塩、ニンニク、蝦味噌から味付けを選べます。
高菜っぽいかな?
シンプルな塩味でお願いしましたが、これが予想外に上々なのであります。
あれ?もしかしたら、ここって意外な掘り出し物かも。
五目焼きそばです。
これもおいしいですわ。
少なくとも界隈ではダントツの仕上がりだと思いますよ。
香港油漬け魚チャーハン。
いわゆる咸魚を使ったものですが、とてもおいしいです
こういうちょっと変ったものに、ギャースカ文句を言ううちの家族が、無言でレンゲをスピード往復させる感じ。
塩味や風味がアクセントとしてエグくならない、ちょうどいい塩梅なのですよ。
そこらの現地店ともちょっと違った上品さなんだよな。
そもそもの炒飯自体が非常にうまく出来ています。
麻辣湯は夜メニューには載ってなかったのですが、作ってくれました。
当初は冷蔵ケースから好みの具を選ぶ形式でやってみたらしいの。
でも、みんなモタモタと決まらなかったようで、今は具の数だけ選んで内容はおまかせになっているみたいです。
これは3種類のもので、具は皮付き豚、もやし、チンゲンサイ。
辛さも選べますが2辛でも十分ピリ辛です。
辛さや風味は本格的。
ただ、ベースがあっさりめなので、比較的上品にあがっています。
モタれない感じはうれしいですが、好みとしてはもうちょいゲテでもいいかな。
とりあえず、初手は実力派調理人を配してるのが分かりました。
もし、このままのクオリティでやってくれるのなら、定番店にガッツリ入ってきそうですね。
ただ、意識高い木材を使った壁面や扉の建付けが悪くてさ!
隙間風がすっごいのよ!
ちょろっと食事してるうちに、危うく凍死しそうになったので、早急に目貼り対応いただきたく存じます。
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