那覇の旧遊郭街にあるアメリカンレストラン。
ここらは現役の風俗街なのですが、うちの近所の欲望ギラギラな曙町などに比べると、むしろ静かな、静かな分、不穏にピリッとしたような空気が流れる環境で、なかなか楽しいのですよ。
といっても、泡の香りやラブなホテルに用は無く、用は・・・無く、今回はかつて米兵を相手にしていたレストランがお目当てなのです。
こちらのお店はご当地におけるAサイン認定の第1号店。定番の「ジャッキーステーキハウス」や「88」に比べると観光化しておらず、実に渋くてメローなお店だったのですが、先ごろ綺麗に建て直して、だいぶ印象が変わりましたね。お姉さんも明るいし、いかにも健全で清潔なキッチンて雰囲気です。
この日はお店もほぼ満席で賑わっておりました。ちょうど、プロ野球のキャンプシーズンということもあって、年齢高めのメディアマンなんかが集まって、したり顔で飲んでいましたわ。
テンダーロインステーキです。
キャラかぶりのジャッキーとの比較になりますが、こっちは白っちゃけてなく、香ばしい焼き色が付いていかにも旨そうですね。
やはりA1ステーキソースでいただく点だけはイマイチなのですが、柔らかくて、お値ごろで、大衆ステーキとして十二分の旨さがありますよ。こういうのを日常的に食べられる那覇の民が羨ましいな!
セットでついてくるマッシュルームのクリームスープは、普通に飲める味という点で某ジャッキーよりも良いです。
お店の名物は優しい味のタコスです。
一個から頼めますが、インチラダスとの合盛りになったメキシカンディナーが豪華ですよ。スープに感じ良いトーストまで付いてるからね!
インチラダスは、タコス皮で 拍子木切りのチーズと玉ねぎを巻いたものにミートソースがかかっているの。このミートソースがじんわり旨くって染みてきましたよ! こりゃ、スパも旨いんだろうな。ぜひ、小野瀬さんに食べてもらいたいもん!
大ボリュームのAランチ! デブ的にはワンダーランドですね。
活気と勢いのジャッキーに対し、家庭的で柔らかいジョージという感触でしょうか。どちらも良いので、どちらも寄ってみてください。
調子に乗って、チーズバーガーをテイクアウトとしてきましたよ、2個もね!!
A&Wの影に隠れて、あまり語られることはありませんが、沖縄のステーキハウスのバーガーというテーマもいずれ追ってみたいところなのです。一部の食堂にも出すとこがあるしね。
こちらのバーガーもやはり安いし、ボリュームたっぷりで、旨いの。だけど、厳密にいうと私の好みとは外れるんだわ。パテが若干ハンバーグ寄りだから!
バーガーはジャッキーの方が好きです。いや、もしかしたら、チーズバーガーでなく、お店の推しのピザバーガーなら、また相性が違っていたのか・・・ また、寄らなきゃね。
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