横浜橋の入口にあるガッツリな天丼屋さん。
最近はコロナの影響でお弁当を食べる機会が増えましたが、ご近所エリアで選り好みすると、あまり選択肢がないんですよね。
特に偉大なる「かめや」亡き後は、これといったお弁当スポットが思い浮かばず、ついつい「ほっともっと」を利用してしまい、弁当+唐揚げBOX+手羽揚げなどという、メタボな食生活を送ってしまいました。
店内で供するお料理と、テイクアウト商品は基本的に別物なんだよね。
ただパックに詰めればいいというわけではなく、時間が経っても、劣化せず、おいしくいただける事が大切ですし、値ごろ感もだいぶ違ってきますよ。
目下、様々なお店がテイクアウトを模索しておりますが、そこで改めて感じたのは、幕の内なり、お寿司なり、これまで慣れ親しんだジャパニーズ弁当のスタイルは、やはりそれなりに磨かれたものなのだなということ。新たにチャレンジするお店は、あまりカッコつけずに、価格帯も含め、既存のお弁当の型に寄せていくところからの工夫が必要なんだろうなと感じます。
豊野の天丼弁当については、特に作り方を買えてる風もなく、丼に盛るか、パックに盛るかの差だから、ごく近距離に持ち帰って、速やかに食べるような類のものだと思います。
もちろん揚げたて、作りたてのおいしさには敵わないわけですけれど、昔から、ニッチな好みとして、蓋をして蒸された天丼がイイという層も存在しますよね。
豊野の天丼弁当がまさにそれで、タレと衣と米が、しっとりと馴染んで、これはこれでゲテ&魅力的な食いもんだなぁと感じます。むしろ上品な天丼じゃないからこその旨味なんだろうね。
一個の重みもズッシリだから、満腹は必至。はじめは食いきれるかなと心配しちゃうのですが、気がつけば完食しちゃってる恐ろしきカロリーモンスターです。
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