駅前にあるダイニングバー。
この日「サカタのタネ」で季節の花なぞを仕入れて帰宅する前に、軽く飯でも食っていこうという流れになりました。
久々に「中山菜館」で焼物でも喰らおうと入店してみたら、レジのオッサンはスマホに没頭。厨房のコックさんはなにやら奥の方にうずくまって動かず、10分たっても、水が出てくるどころか、一言の声がけもない状態で放置されて…… なんじゃこりゃってことで、そのまま逃げ出してきた次第よ。
んで、すぐ近くのこちらに流れ着いた経緯。
お店は2階にあり、心配したほど窮屈ではなかったのですが、窓が全て板で塞がれている関係で、ややこもった印象です。一応、キッチンて看板だし、私も洋食屋さんとしてブックマークしといたんだけど、実態はダイニングバーに近く、夜は飲み屋として考えた方が良さそうです。
姐貴の接客もややバッサリしているため、個人的には少々の居づらさも感じました。もっとも、この時はまだコロナ真っ盛りのタイミングでありましたが、夜がふけるにつれ、ご近所の常連さんと思しき方々がカウンターを埋めはじめ、そこそこ繁盛している風でしたよ。
野菜にこだわるお店らしく、鎌倉野菜のバーニャカウダが推しの一つみたい。
ソースはまろやかでおいしかったです。
飲めない向けには自家製のレモンシロップを漬かったソーダがいい感じです。
しっかり酸っぱくって、暑い盛りに最適だな。
香ばしく焼けた牛タンとせせりとハーブソーセージの網焼き。
じっくり仕込んだ牛すじのソースが自慢なんだそうな。
オムライスがいいね! オムもホワホワですし、こういうのをランチ利用すると満足度が高そうです。
カニとトウモロコシ、ルッコラのリゾットだけは、チーズのせいか、やや安易な仕上がりでしたが、お料理はどれも気が利いていると思いました。
でも、また寄りたいかと聞かれると、お料理以外の諸々で相性が良くなかったかな。フリ客でなく、お店にある程度馴染んでくるとまた見方が変わるかもね。
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