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横浜中華街の「一楽」で秋の金柑コース

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Go to Eat、皆さんは活用されましたか?

還元額もハンパだし、主に潤うのはどうなっても困らない、ぐるなびやホットペッパーなので、釈然としない部分も残る政策ですが、実券の発行はいらぬ手間や密を呼びますし、既存のシステムでやっつけるとなると、他に良い手段が無いのかもしれませんね。

ただ、多くの飲食店がこの手のサイトと契約を交わしていない中で、恩恵を受けるお店がごくごく一部に絞られてしまう弊害はあるよね。

グルメ予約サイトの主な需要は、お食事そのものではなく、安い宴会コースや割引クーポンじゃん? コロナの影響で、まさにそうした需要がごっそり落ちた状況とはいえ、補助するから飲み放題の宴会をしてくれってのも変な話だしさ。

我らが中華街は、さすが観光地だけあって、各種キャンペーンへ腰軽に対応しています。

地元支持の高い「一楽」もGoTo需要をガッツリ掴んで、夜の予約も少なくない様子。むしろ、普段よか混んでるんじゃないかという状況にビックリしましたよ。

訪問時はまだまだ街の人出も寂しい頃でしたけど、ほぼ満席の店内はデイゲームの観戦を終えたベイのユニフォーム姿が目立ちましたね。観光というよりは市内のお客さんで、我々も含め、ほぼほぼ、Goto利用の予約客だというのにも驚いたわ。

さすがの浜っ子。食べ放題系に埋もれた検索リストの中から、数少ない手堅き選択肢をピックアップして、来店してるんだな。

一楽にはいくつかのディナーコースが設定されていますが、一番のオススメはこの金柑コースです。

私もいろんなお店を調査しましたが、内容と価格のバランスにおいて、これに比するコースは他店にはありません。

通常、観光中華街におけるお手頃コースは、ベタベタな定番料理をやっつけた旨味も面白みも無い構成になるのが常じゃない?

その点、こちらのコースはちゃんと季節の素材を取り入れ、工夫した、お料理らしいお料理になっているのが特徴。日頃、評価の高いランチの姿勢に通づるところがあるのです。

まず、前菜は自慢の炭焼きチャーシュー、ピータン、自家製スモークサーモン、イカとつぶ貝の冷製。

かぼちゃとカニのポタージュスープ。

かぼちゃにほっこりな甘みと甲殻類の甘みは相性良いんだなぁ。

サンマと秋野菜の四川唐辛子炒め。

ただ、この日の厨房はややキャパオーバーになっているようにも思えました。時間も内容も予約した上での来店でしたが、提供間隔は通常よりかなり長めで、お料理もベストな状況で供されてはいません。

単純に客数が多いというよりは、それぞれ異なるコースを頼む小規模グループで、満席になっているGoto状況が、かつて無いのかもしれません。スタート時間もバラバラだし、めんどくさそうよ。

海老のトースト揚げ&広東式蓮根のお焼き。

あと、瓶ビールがやけに酸っぱくなってて、これもいったいどうしたんだって感じです。

皮付き豚バラ肉の黒酢煮込みがテリテリ。

ちなみにトラベルやイートの割引に地域限定振興券、様々な電子マネー、クーポンまで複雑に絡む会計作業に、年配のお父さんがてんてこ舞いでしたわ。

賑わっているとはいえ、お店は決して楽ではないなって思った。

大山鶏と干しキノコの蒸し物。

コースのボリュームは食べ切れないほどです。

秋鮭入りのチャーハン。

ご覧の通り、高級な食材、特別なお料理は絡みませんが、この日、諸々のイマイチを差し引いてもやはり十二分の価値があるコースです。

締めは揚げたてごま団子に、ミルキーな杏仁豆腐。

デザートが旨いという点は満足度を確実に上乗せしてきますよね。

また、食べに行きたいですが、諸々落ち着いてからにしたいなとは思いました。

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