三つ目ガードの北側にある沼津餃子の有名店。
「中央亭」は移転がらみで、営業が確認できなかったのですが、こちらは空いてそうなところに通りがかったので、軽くひっかけることにしました。
こんな時分でありますが、店内は大盛況ですよ。
謎の焼き茹で餃子に対する、沼津民の偏愛は相変わらずの熱量だなと感じます。
卓を間引いたり、席待ちに名を書いておくと車まで呼びに来てくれたり、持ち帰り品を届けてくれたり、諸々のコロナ対策を頑張っているご様子でした。
大ぶりな餃子を、たっぷりの油で焼いた後にぐらぐら茹でてしまうという独特な沼津餃子。
「そもそも焼く必要はあるのか?」「なんなら茹でた後にお湯を捨てて焼きつければ、パリサク感も味わえるのでは?」というモヤモヤが一向に晴れないまま、今回もいただくわけなのです。
いや、旨いは旨いのよ。
パンパンに詰まった具の食べごたえ。それでいて、油が洗われる分、ほんのりヘルシーで優しい食べ口だから、どんどんいけちゃう気にもなります。
ただ、「そんなら、ブヨブヨな皮をもっと厚めにして、水餃子でよくね?」とか、「白飯はあわなくね?」とか、釈然としない部分は残るんだよな!
まぁ、全国に知られたとしても、価値観が容易に共有されないのが、本当のローカルフードなのかもしれんね。そもそも、これだけの支持を受ける市内ですれ、南北の2店だけという点も面白いところだし。
なんなんだ、沼津餃子って。
コメント一覧
沼津餃子、はじめて知りました。
焼いたあとに茹でる、、、理解不能(笑)
>jincunさん
ぜひ沼津へ。
餃子を作ろうとして、間違ったのかも?しれませんね。真相は知りませんが。
でも茹でることで皮がワンタンぽい食感になると同時に、あっさり?といただけます。
お腹いっぱいになっちゃいますけど。
美味しいんですよね~。
中央亭、移転するんですね。入りやすくなるといいんですけど。
>Caさん
具をパンパンにしたら、通常の蒸し焼きでは火が通らない。
ならばお湯をたっぷり入れて、茹で焼きにしよう。
そうすると、水分を飛ばすのに時間がかかるから、お湯を捨ててそのまま出そう的な経緯なのかな?
お湯に溶け出た旨味を皮が吸わない的な弊害がありそうだけど、その分あっさりするような。