ピーコックの脇にある謎のケーキ屋さん。
私も遂に足を踏み入れたよ!
オープン以来、ハラハラと様子を伺っていたのだが、
どうみても売れている気配がなかったよな・・・
洋菓子といえば、せいぜいピーコックで100円販売されるものしか知らない蛮族の地に、
普通のケーキ屋さんをオープンさせるのが無謀なのである!
なんで!どうして!!!?
お店は飄々とした爺さんと婆さんでやってて、どこかユルイの。
店内に動きがないだけに、こざっぱりとしたお店の白さが目に刺さる感じよ。
長らく素性すら知れなかったんだが、
アド街横浜橋の放送でついにその謎が明かされ、戦慄が走る!!
もとは下北沢でカフェの先駆けだったお店で、吉祥寺に移転した後、
どこをどう間違ったのか、ハマの場末たる南区の商店街にたどり着いてしまったらしいの!!
えーーーなんで!どうして!!!?
事情はよくわからんのだが、
とりあえず、リテラシーの低い南区民に対してTVの魔力は恐ろしく効きまくり、
あの閑散店が、しばらくは売り切れ続きってんだからげんきんなもの!
私めもようやくそのケツに乗っかったような次第なのです。
今ではもう普通に買えるけどね。
ケーキのラインナップはそれほど多くなくて、
欧風というよりは、ほんのり昭和の香りのするシンプルなシルエット。
値は普通のケーキ屋さんと同じくらいかな。
下町価格ではないね。
この日買えたのはこれだけ~
全体的に言えるのは、非常にシンプルで素朴なお味ってことかな。
甘さもだいぶん控えめよ。
正直、私が思ってたよりずっと丁寧な作りだったんだけど、
パティスリーの系統よりも、我流を磨き上げたようなイメージのあるお菓子。
そういう嗜好の方も居るだろうし、
カフェの空間演出次第ではしっくり来る場合もあると思う。
しかし、南区、横浜橋ではどうかなぁ。
もう少しガッとした個性をぶつけないと、どうかなぁ。
持ち帰りものだし、決して安価な商売してないし。
リタイア店としてはボツボツでいいのかもしれないけどね。
その後、店名にもなっているルパラディをいただく機会があったのだが、
上品でけっこうおいしかったよ。これはオススメ。
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