正福寺の裏手にある武蔵野うどんのお店。
所沢までの直通電車で、だいぶアクセスがしやすくなった東村山ですが、それでもめちゃクソ遠いからさ。
家の用事を済ませただけで帰るのは悔しくて、野菜の直売所を覗きながら、うどんを食べて、お茶を飲んでという定番の散歩コースをたどります。
こちらのお店は、畑も点在する何の変哲もない住宅街に立地しますが、週末のお昼はうどん目当てのお客さんで賑わっておりますよ。
昨今さっぱり訪れる機会が無い田園飲食店の風情が楽しみなんだよね。
おでんや天ぷらは作り置きのものを自由に取ってきて、後に自己申告での会計となります。
おでんはおいしそうに煮えているのですが、こちらのダシはだいぶコブっぽいので、好悪が分かれるかも。
かぼちゃや人参などのかき揚げは、冷めてもわりとイケるもの。
地粉を使ったうどんを肉汁につけていただくご当地スタイル。糧にはナッパがちょろりです。
しばらくぶりに来てみたら、肉汁が豚だけではなく、熊、鹿、猪のジビエを選べるようになっていて驚きましたわ。いくら郊外とはいっても、さすがに地元で獲れたものではないと思いますけど、お店のナチュラル&ネイチャーな志向が垣間見える部分です。
つけ汁は具沢山のけんちん汁風で、肉は後入れじゃないかな? これってば、うどんを食わすにはだいぶあっさりなんだよね。ぎゅっと味のある猪肉でしたが、毛がびっしりついたままの片が混じってたのには閉口です。
ふすまの見えるうどんの形状も、中太に安定したみたいね。殊更、食感に特徴があったりするわけでもなく、これも田舎風の素朴な仕上がりでした。
駅前に名所ができておりましたよ。
コメント一覧