クラフトマンシップストリートにある和菓子店。
元町の顔の一つとして定着していますよね。
こちらは新しいお菓子屋さんのカテゴリーに入れていたところ、開店してからもう20年近くになるらしく「ついこないだだったのに!」と、自らの老いた時間感覚に震え慄きます。
この間、一つも充実した記憶が無ぇってことだしな!!
どこぞの企業が立ち上げたブランドかなと思ってたのだけど、どうやら違うみたいなのよ。いくら甘味砂漠、お土産不毛な横浜とはいえ、和菓子の個人出店自体が稀有だし、今やデパートや駅ビルにも出店するようになっているのだから、ほんとに立派なことだと思います。
こちらのお菓子は小ぶりな可愛らしいサイズ。
ほんのり創作味を織り混ぜて、Hanako女子どもが喜びそうなお土産に仕上がっていますよね。
店頭には季節の生菓子も並びますが、どっちかっつーとあんまり強くはないみたい。道明寺の桜餅は内も外もメッチョリしていますね。
袋に包まれたみたらし団子もやや固くなっていますが、たっぷりとタレに浸る様を見て、我慢できずに手に取ってしもうたよ。
買うつもりはなかったのに!! 食べ過ぎなのに!!! 最後、みたらしを絞って吸っちゃったよ!
やはり看板銘菓たる黒糖どらやきが落ちつきます。
ほわっと柔らかく焼かれた皮にウエットなつぶあん。あんの甘さは控え、皮のふんわりな黒糖風味よか前に出ないバランス。むしろ皮をケーキのように楽しむような、優しい風合いのどら焼きなのです。
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