修学旅行生や団体客の姿もちらり見え、徐々に活況を取り戻しつつあった忍野八海。
とはいっても、まだまだ閉まっているお店が多かったのですが、やはり観光地化されたスポットを歩くは楽しいもんだなとしみじみ思ったのです。
こちらのお店は観光通りにある焼き餅屋台。
婆さんが頑張って営業してるお店で、奥の畳にちょこんと座って手包してる草餅が旨そうでさ!
忍野周辺ではよもぎがよく採れるらしくて、よもぎ餅が名物になっているみたいね。
よもぎだんごという名前になっておりますが、中に素朴な粒あんを詰めた大福型です。
店頭では表面をパリッと炙ったものを販売しており、お餅がたっぷりとしてムッチムチな食感なのよ。
婆さんが唐辛子味噌をつけて喰うことを勧めてくれ、試しにちょこんと乗っけてみた図。大福に味噌をつけて食うのは初めてでしたが、餡の甘味が強くないこともあり、味噌つけ餅感覚で、これはこれで悪くない感じ。
その後、道の突き当りで引き返して、辛味噌と自分とこで栽培しているというぷりぷりなしいたけを買いに戻りました。
ついさっき、それなりに言葉を交わしたはずなのに、全く覚えてない風な婆さんよ。
旅行者の勝手な幻想と観光商売の世知辛さをピリリ味わうのです。
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