八幡町にある明治34年創業のお米屋さん。
下町住宅街の奥地。かつては三吉橋のあたりからそれなりの商店街が続いていたであろう通りに立地しますが、今もなお営業を続けているお店はほとんど存在しませんね。
その中で、へこたれなかったお店。
店頭で自家製おにぎりや野菜を販売したり、裏手にある蔵等をオサレカフェに貸し出したり、今もなお面白い動きが見られますよ。
手作りのおにぎりです。
某孤独のグルメに出たというニュースを見た親族が、はるばる買いに行ったところ、週末などは早々に売り切れてしまうらしくて、幾度目かの訪問でやっと手に入れたレアものです。
店頭では基本の塩むすびときまぐれの2種類が販売されているみたい。
この時はトマトおにぎり。思ったよか洋っぽくはならないんだね。ほんのりトマトの色や風味をまとう加減で、基本はお米そのもののお味を楽しむ系です。
こちらはにんにくのおむすびなんだって。
これもガツンな匂いではなく、ほのかに香ばしく、ほっこりした風味になっております。
おむすびはしかり握られ、容易に型くずれしないもの。お米はもっちりと炊かれ、程よい塩味がついておりますね。
我が家も、自分ちでおにぎり握ることは殆どなくなっちゃって、コンビニそれが定番化しちゃいましたけど、ひと回りして、こういうのが新鮮で、しみじみ染みてくるわ。
なお、道中の「柏屋豆腐店」ではカップに固めた滑らか豆腐みたいな商品を売ってるらしく、それと一緒にブランチにするといいんじゃないかと思いますよ。
コメント一覧
こんにちは
立ち退きになったため在庫なくなり次第閉店とお知らせがありました……
>うさこさん
蔵まであるのに、借地だったのか!