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名古屋・矢場町の「雀おどり總本店」であんみつ

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大津通にある安政三年創業という老舗菓子店。

ういろを看板に、生菓子や最中もを作っているお店です。

甘味屋さんとしても有名みたいなのよ。

皆さん、向かいの松坂屋はんでお買い物しはってから、こちらで一服されますのやろなぁと、謎の京都人が出てきて知った口をきくわけですが、実際、中高年の皆様で大変賑わう店内でした。

さして広くもない喫茶スペースの中央に、なんと、池と鯉がねじ込まれてるんだもんなぁ!

やはりここは名古屋。宗春イズムは健在なのです。

まずはあんこを食わねばならんだろうと、あんみつオーダー。

いいねぇ、いいわ。

つぶあん、寒天、えんどう豆、フルーツの彩りの他、プルリとしたわらび餅、もっちもちな白玉、よもぎ入の求肥、古式な紅羊羹まで入ってしまう、まさに豪華オールスターなあんみつだったのです。

香ばしき黒蜜。寒天はごく柔らかに喉を滑り、つぶあんがまた、ほどよくおいしいのよ。

会計の時に「よろしければぞうぞ」と、ういろまでもらってしまった。

好きな味が選べ、小豆のにしたら、中に栗が入る豪華版。

歯ざわり柔らかで、素朴な米の風味の真面目なお菓子。

ホテルでモチモチいただきました。

赤味噌味のところてんってのもすごく気になりましたので、ぜひまた訪れたい名店です。

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