8階のレストラン街に入る粉ものの老舗店。
ご当地にお好み焼きというイメージは全く無かったのだけど、これも博多っ子のソウルフードの一つなんだってさ。
昼過ぎにエスカレータ周辺の椅子に座ってる奴らはみんな、ここの待ち客でした。
天神からは撤退して、中心部ではこの店舗のみ。退潮気味なノスタルジック営業なのかと思っていたらぎっちょん、大人気でした。むしろ、やや離れた学生街を中心に展開しているお店なのか。
店頭で名前を書き30分ほど待ったかな、途中で名前呼ばれ、注文だけ先に通す形です。
一方、店内はパンパンでなく、生産能力に合わせつつ、コロナ対策も兼ねた入店制限をしていた様子。
兄貴がお好みをメインに焼き、オジさんが客さばきと焼きそばのご担当。かなり忙しそうにバタバタしてるのだけど、同時にどこかユルい空気も漂い、独特を感じます。
赤味噌状のドロソースを塗った表面を、表面ザックザクになるまで焼き固めてあり、最後にコテをガツガツ叩きつけるようにして、四角に割ってくれるのです。
分厚いお好み焼きの表面は香ばしく、クリスプな歯ざわり。世のふんわりとは対極となる、ぎっちりネッチリな食感になっており、食べごたえは満点ですよ。
元々は直方からやってきたお店らしいのだけど、直方式ってこんな感じなのかしらね? 面白いなぁ。
とにかく、思っていた以上に旨くって! このお店はスルーしないで良かったよ!
具はイカやエビよか、肉玉にチーズトッピングが良いんじゃないかな。
ちなみにサービスで大や特大にも焼いてくれるらしいのだけど、この普通サイズですら、すんげーボリュームになってたので、オッサン調子乗らんで助かったぜ。
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