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甲子園の「阪神甲子園球場」で甲子園カレー

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下手すると日に4試合もやりやがる高校野球!

文字通り朝から晩までの滞在となる甲子園球場、いや、甲子園監獄です。

一日分の指定席なんだから、ちょっと外に出て、お昼やお茶をいただければ、だいぶ助かるんだけどな。

球場周辺には特に何があるわけではないけれど、掛布ライスとか、一皿盛りのいわゆる中華ランチを出す大衆店がチラホラあるので、食うには困らないと思うのよ。

仕方なく、球場内の売店で最低限のカロリー補給を試みます。

甲子園球場では、カレー、やきそば、焼き鳥を伝統の三大名物として売り出しているんだよね。

一番人気のカレーについては ”1924年の甲子園球場開設当時から受け継がれる伝統の味” とのことなのだけど、同時に”伝統のレシピを継承しながらも時代に合わせ改良を重ねた” ともあり、「すでに別もんやないかい!」というツッコミ待ちなのは、やはり関西らしさ。

カレーの種類も、カツのトッピングや辛さ3段階にとどまらず、ホルモンカレー、牛スジカレー、黒カレー、バターチキン、キーマ、プレミアムと多彩なラインナップで、もう好き放題に暴れております。

もちろん、カレーは店で仕込むものではなく、各種レトルトパックを湯煎しておく形で複数店展開しておりました。

ベーシックな甲子園カレーは、今どきドベタなお味。

コーティングされてない、さすてなぶるな紙皿を使っているため、皿の表面層が米にくっついてくるサプライズ。期せずして、食物繊維の摂取が可能となります。えすでぃーじーず。 

盛りはちょい食い足りないくらいで、ついもう一品に手が伸びてしまうのもニクい点。

お肉やキャベツがたっぷりめに入った、甲子園焼きそば。 

コシのない太麺に、だいぶ酸っぱいソースを使っているのが特徴なんだね。

暑い時には、さっぱり食えていいのかも。 

ジャンボ焼き鳥は、その名の通り長くてデカいのが特徴とのことで、謹んでスルーしました。

売店は2階がメインストリートとなり各々行列も珍しくありませんが、内容は大きく変わらないから、空いてる3階での購入がいいでしょう。

球場のお弁当は「水了軒」や「淡路屋」が納入してるので、それが正解なのかもな。

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