伊勢佐木町からお三宮へと続く道。
これまでいろんなカフェを探検してきた私ですが、
近所で昔からあるお店て、むしろ入りづれぇんだよね。
かつての商店街の名残りが、
だいぶ薄く霞んできたようなこの立地。
そういえば、本格ドリップコーヒーを掲げる喫茶店がありましたよ。
街の風景は、あっという間に移ろうものですから、
思い立った今のうちに入っておかないとね。
琥珀色した昭和珈琲店の渋い作りの中で、
下町らしい生活感がユルユル漂っている店内。
店主は婆さんなんだね。
近所の爺さん客と、いつ終わるともしれない世間話に花が咲き、
時計の針も心なしかゆっくり時を刻むような午後です。
メニューは珈琲を中心にドリンクと若干のパンてストイック。
値段も手頃ですよ。
ミックスサンドとブレンド。
甘味がないので、ケーキ代わりのサンドだったわけですが
オジサンはね、ほんとは玉子サンドが食べたかったんだぃ!
出てきたのはハム野菜でした。
そうです、注文するときに聞けばいいんです。
でも、なかなか、スッと入っていけないんだよね、新参だから。
見たとおり、ごくごく普通のサンドですが
トマトなんかが極薄スライスしてあって、口当たりは上品です。
珈琲も昔のお味。
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