オサレカフェの連なるパラダイス通りにあるおそば屋さん。
大東島スタイルのそばがいただけるんだとか。
お店は閉店前のくたびれた居酒屋のような風情。
このお店の前も昼夜ずいぶん通ったんだけど、
薄暗い店内にはあんまり活気を感じなかったんだよなぁ。
スタッフは店主と若いおねーさん。
お客はぽつりぽつりで、スローな空気が流れていたわ。
値段設定は若干高めだね。
ここの特徴は麺が極太ということ。
・・・さっぱり見えないけどな!!このヘタレブロガーめ!
縮れた自家製麺は確かに沖縄そばの中では太いといえるものだったよ。
ただ、印象はこちらで食べる細うどんっぽいもので、特別珍しさは感じないの。
てっきり、ガシガシかじるようなコシを想像してたんだけど、
すぐにポツンと噛み切れてしまうような粘りの無さ。
下手に体裁が似ている分、うどんと違う個性というよりは、
うどんから魅力をマイナスしたような感じで物足りないな。
スープはカツオ香る上品なものでおいしいわ「。
表面を覆う薄焼きの玉子はしっかり油を吸っていて、
具として肉に匹敵する存在感があるのだけど、お味は単調だから、
甘辛のお肉の方がよほどいいアクセントになるな。
また、ここは南大東島にルーツを持つお店ということで、
かの島の名物である大東寿司もいただくことができるの。
にぎりというかおにぎりといった感じの家庭すしでルックスバッド。
ネタはサワラやカジキ、マグロをネットリとした甘辛のヅケするんだけど、
ここのはつけダレからして酸っぱいのが面白かったわ。
辛子は塗ってなかったよ。
これって、八丈あたりの島寿司とそっくりだなぁと思って食べてたら、
元々、明治時代に八丈島からの移住者が切り開いた場所なんだそうだ。
そばのサイドにはちょうど良いメニューなんだけど、
もうちょっと細かく頼めるようになると、なおいいよね。
繁華街に近く、夜も比較的遅いという使いやすさがあり、
大東すしが頼めるメリットもあるけど、そばそのものは後引かなかったのが残念。
コメント一覧
遅レスすんません(汗)
こちら外しましたかぁ…
ワシの時は結構よかったのでオススメしたのですが、ゴメンナサイ。
う~ん、麺は大東島から空輸されているということなので日によってアタリハズレがあるのかもしれませんね。
>とも2さん
いえいえ、タレコミと関係なくとも、行ってみたいと思っていたお店なの。
そもそも、私が沖縄そば自体を苦手としているのがいけないのだと思うよ!
オーダーを外したのか、終わり際だったので、麺も少しダレていたのかもね。