同志社大の裏手にあるフルーツパーラー。
なんと120年も続く老舗果物店の支店よ。
京都というと、どんなお店もシックに時を刻んでいる印象だけど、
こちらは高度成長住宅地の片隅で廃れゆく個人商店の趣。
併設されたパーラーにもくたびれたような昭和風景が広がり、
お茶環境としては、ややチープな印象だね。
特に海の家にでもおいてありそうなベルト椅子はデブの大敵。
おしりがどんどん沈んでいくんだわ!
さておき、お目当ては名物のフルーツサンド。
ふくよかなお兄さんが奥のちょこっとしたキッチンで作ってくれました。
私は生ジュースのついた基本セットにしたんだけど、ミニパフェやみつ豆とのコンビ、
季節のフルーツを使った特別バージョンなど色々楽しめるみたい。
その他、果物を使ったスイーツもいくつか用意されており、
東京のフルーツヤクザに比べると、値段はだいぶ手頃だと思うよ。
写真を見て、やや雅に欠ける仕上がりだと思い、
はじめは食いつきも強くなかったのだけど・・・
いやいや、これは旨いわ!!
我々がよく食べるフルーツサンドって、どちらかというと生クリーム主体で、
果物の酸味でその後口をさっぱりさせるようなもんが多いじゃん。
ここのクリームはフルーツをまとめる糊程度で、決してでしゃばらず、
本当にフルーツのサンドイッチをいただいてる感覚。
たっぷりとしたフルーツ感を楽しめ。
しかも、食べ合わせが上品!
見た目より食味重視のカットだから、
出来上がりがちょっといびつなのかもしれん。
ジュースはトロリとしたミックスジュース。
さっぱり、フレッシュな感じでこれも悪くないね。
四条大宮駅の脇にある本店は開店時間も早いので、
朝食に使ってもいいんじゃないかな?きっと満足できると思うよ。
これを帰宅前の京都駅で買えたら最高なんだけどな!
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