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京都・丸太町の「丸太町 十二段家」で水菜

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丸太町駅のすぐ近くにあるお茶漬け屋さん。

今まで目に入ってこなかったお店だけど、
食べログ様の評価がやけに高いので寄ってみたの。

「十二段家」といえば祇園の花見小路のあたりにもお店があるよね。
正直いって、あんまり興味を掻き立てられなかったのよ。

でも、こちらは暖簾分けで経営は別になっているようです。

閑散期の平日のお昼時に伺ったのだけど、
ガラリと扉を開けてみたら、玄関には待ち客がミッチリ待機!
観光客だけでなく、地元のお客さんの利用も多そうだったなぁ。

それほど大きなお店ではありませんが、板張りで雰囲気のある感じ。
玄関先はせせこましいですが、中に入ってしまえば落ち着いてお食事ができる環境です。
床暖房も暖かいし、お兄さんの接客も丁寧でいい感じ。

どういう謂れか元祖をうたうお茶漬けが品書きのメイン。
そこにお料理やお刺身が付くかの差です。

夜は本家みたいにしゃぶしゃぶやすき焼きなんかも味わえるみたいだけど、
お昼のお客さんはみんなお茶漬けを頼んでいたな。

お料理はほぼお決まりのため、それほど待たされることなく供されます。
ただ、各テーブルを相席にしないため、席待ちの回転はそんなに早くないかもね。

ここはお茶漬けのお店なんだけど、
瓢亭出身の店主が作る一品料理の評価が高いんだとか。
とりあえず、基本セットに一品の付く水菜セットを頼んでみました。

この日は聖護院大根と穴子の炊き合わせ。
なるほど・・・おいしいですね!こりゃ!

ふんわりと仕上げられた穴子には臭みなどは微塵も残っておらず、
風味と濃厚なコクと、イイトコだけを大根にじんわり含ませています。
京野菜自体も香りと甘味があっておいしいですね。

ああ、京都に来たんだなぁ~という1品。

おいしい赤だしにはクニュっとした生麩。
上手に炊き上がったご飯はおひつで運ばれ、ランチではおかわりも自由。

ただ、ご飯は予めお客を見て、盛りの内容量を調整しているようです。
私は周りよりも明らかな大盛りで・・・京都人はさりげなく刺して来るぜ!

そして、だし巻き!!
口に入れるとトロけるような仕上がり!

出汁をたっぷり含んでいて、それがジュワーッと溢れてきます。
う・ま・い!こんなのは自宅じゃ出来ませんよね。

漬物はどこぞからの仕入れだと思いますが、
これも一々おいしいと思いましたよ。

色々なお味や食感を楽しめますね。

最後にほうじ茶でお茶漬けにするのですが、
お茶漬け自体には劇的な工夫はありませんね。
さっぱりサラサラいただく感じ。

私なぞは白飯のまま食べ続けてもいいかなってくらいよ。

正直、来る前は高いお茶漬けだなぁと思っていたのだけど、
食べ終わった後に十分な満足感があるのよ。浪費しちゃった感は全くないわ。

我々はせっかく京都に来たのだから日本料理を食べたくなるもんだけど、
会席ってミニコースでもお腹がパンパンになってしまうよね。

これはシンプルな構成だけど、
京っぽいエッセンスもしっかり配されており、
分量も一食分に調度良い気がするんだわ。

普段使いならだし巻きのみの基本定食でも十ニ分に楽しめるし、
観光者にも使い勝手のよいお店なんだなぁと思います。

おすすめです!

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