二条通にあるお菓子屋さん。
このあたりは観光的になにかあるわけでもないエリアなんだけど、
老舗のお菓子屋さんがやたら多いので、甘味好きは要チェックね!
小売や観光客を意識したようなお店ではなく、
工房に近いタイプの小さな店舗。
どちらかというと周囲の日常風景に溶けこんでしまっている感じよ。
ただ、店頭に掲げられた立派な看板を見れば、
余所者にもただならぬ素性をうかがい知ることができるぜ。
看板は松露。
注文後、奥さんが箱に合わせてポコポコ詰めてくれたわ。
松露と言われると
どちらかというと下町菓子のイメージが強いんだよね。
しかし、どうだ!
この美しさ!美味しさは!!!
なめらかに口溶けていく糖蜜、シットリとしたあんこ。
力強い甘味が奔放に暴れるのではなく、
躍動感を満ちながらも京都の雅な姿にすっきり収まっている。
どこぞのゴリゴリとはぜんぜん違うわ。
すばらしい!!
ほんと、この小さな一粒をかじるだけで、
お茶タイムが満ち足りたものになること請け合いよ。
こういうお菓子を食べると、
やはり京都は数段違うなって思い知らされるよ。
ここもお店でしか手に入らないので、
ぜひ、足を伸ばしてみて欲しい!
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