30号線沿いにある謎食堂。
前に秘密さんからのタレコミで教えてもらったお店なのよ。
みんな聞いてくれっ!
ここは世にも珍しいもやし炒めメインのお店なんだとか!
な、なんて慎ましいんだ!!気になるじゃないか!
一応看板は出ているものの、
全然、飲食っぽくない外観なので、
事前情報がなかったら、まずフリで入ることはないだろうなぁ~
もともとモーテル?だったらしく、
気さくな飲食スペースも一風変わったフロントやホールっぽい場所なの。
意外にも駐車場は車でいっぱいだしさ、
リーマン系のお客さんがけっこう入っててビックラこいたわ。
でも、騒がしい感じではなく、独特の落ち着いたな空気が流れているわ。
ホールの奥さんも明るい感じ。
何度もお茶を気遣ってくれるのよ。
メニューにはもやし炒めの他、フライや炒め物、洋食的なものがチラホラ。
決して中華系のお店ってわけでも無いんだよね。変なの~
まずはなんといっても、もやし炒め!
具や味付けで何種類かバリエーションがあるんだけど、
これは一番シンプルなもの。なんと、炒め油まで選べるマニアックさ!
普通より細めの豆もやしを使ってるんだな。他の具は豚、ニラ、卵。
山型ではなく、ひたひたに伸ばすのも珍しい盛り方だよね。
シャキっと歯ごたえよく、上々の炒め具合。
いやいや、思ったよりもずっと素朴なお味じゃない。
調味もシンプルだし、きっとノーケミカルなんじゃないかな?
これもおすすめメニューになってるもやし炒め春巻。
上記もやし炒めがそのまま具になってる感じよ。
やはり下味が淡い分、炒めの焦げ香が目立ってしまい、
これは・・・あんまりかな?ぶっちゃけると!
豚のてり焼きは醤油と味噌の2バリエーション。
これは後者なんだけど、甘辛な味噌ダレがご飯に良くあうわ。
お肉も柔らかく焼けていていい感じ。
あっさりなもやし炒めがご飯泥棒系ではないため、
白飯をかっこむなら、むしろコッチのほうが嬉しいかも。
あ、そうそう、ご飯もうまく炊けてたな。
炒飯と豚汁。
豚汁はキューブ切りの根菜がたっぷり。
炒飯はパラリととても良く炒めてあっておいしい。
さすが炒めが売りのお店だけあるわ。
なんか謎めいたお店なので、ギトギトのもんが出てくるかと思ったら
先入観とは裏腹に、自然派な味付けで、どれも真面目に調理してる感じよ。
その分、ゲテ味は弱めなので、
メニュー的な違和感はちょいあるかもね。
ただ、個性的で面白いお店だわ。
コメント一覧
ここは美味しいですよね。
ちょっとご無沙汰していますが、ほんまサンの記事だと自分の記憶より美味しそうに見えるので行ってみたくなりました(笑)
>とも2さん
春巻き以外はありありで、おいしいのですが、
すべてにおいて、どこか半歩掛け違えているような違和感が漂っていて、
むしろ、不思議なお店だなぁ~という印象ですね。謎店。
それはですね、ワシらが頼んだモノがすべからく「ハレ」じゃなくて日常家庭料理の延長線上にあるからです。
だって普通は外食してワザワザもやし炒めとか食べたくないじゃん(笑)
>とも2さん
確かに、モヤシ炒めへのこだわりって、
商業的発想からはかけ離れてるよなぁ。