ダイヤモンドビルの地下にある中華屋さん。
藤沢ヤンキーどものソウルフードと言われる ”味の古久家” であります。

久々にやってきました藤沢駅。
南口は再開発が進みつつあるようで、リエールが無駄モダンに改装されてたり、若干雰囲気が変わっておりました。
しかし、駅前の昭和カオスな名店街ビルは未だ顕在なのかよっ!
おそらく、戦後の細々した駅前商店をクソミソにぶっこんだような経緯なのでしょうが、令和の今もなお、うらぶれたガード下感というか、闇市的怪しさを漂わせつつ、ガッツリ現役なのが面白くてさ。ここぞフジサワって感じがするのです。
「古久家」の老朽化した店内も、もはや文化財的な価値を帯びておりますので、レトロファンはぜひ今のうちに足をお運びいただきたいのです。
さて、店頭のレジで注文と支払いを済ませ、薄暗く寒々した席でしばし待ちますよ。午後の遅い時間でも地元のお客さんは途切れず、周囲にはサンマーメンを頼む人が多そうでしたね。

五目焼きそばです。
焼きそばに関しては、ノーマルのもので十分なのですが、やはり、この海老天をお見せしたくって! あえての五目なのです。
中華の焼麺に海老天ですよ!! いかにもデパート食堂的というか、お出かけの晴れやかさを纏った、昭和のごちそうメニューなのであります。ついでに伊達巻なんかも乗せたくなりますよね。
麺は細蒸しで、餡は若干甘目な仕上がりが、古式を匂わすところ。なお、冷たい具をきれいに並べている間に、すっかり熱が逃げてしまっいるのがご愛嬌。「古久家」らしいヌケだと感じます。
コメント一覧
北口に通じる地下道で傷痍軍人がハーモニカ吹いてた頃からの元藤沢民です。も言っても古久屋あんま行ってなかったです。
それからビルの正式名は「名店街」でなく「藤沢名店ビル」っす。
前はエレベーターガール&ボーイもいたんすよ!
ここの有隣堂は、優秀な書店員がいて、「こんなような本」って言えばたちどころに見つけてくれました(聞くところによると今も)伊勢佐木町本店以外はなんかなあの展開ですがね。
今は「寅そば」や、カフェ?も展開してるんですね。
ttps://kokuya.jimdo.com/
藤沢ヤンキーのソウルフードではありません。店内は中学生からおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い年代の人たちで賑わっています。藤沢市民のソウルフードです。「今日はラーメン食べよう。」と思って行っても五目焼きそばを注文してしまいます。
>ぺーさん
藤沢店&新規事業組と古久家支店組に分社したのも面白いですね。
もともとは長後に地盤があるお店なのかな?
>ken.kugenumaさん
全ての藤沢市民は心に小さなヤンキーを住まわせているのだと思ってます。