駅前にある木の実菓子のお店。
今回はじめて寄ったのよ。
箱根の山の中にある、
山の素材を使ったお菓子屋さん。
コンセプトとしてはバッチリだと思いますよ。
たとえ川崎北部市場の菓子卸がやってるとしても!
秦野のピーナツだったとしても!
雑誌で見て、かなり期待して立ち寄ったのですが、
店内の様子や、お菓子の姿等、ちょい野暮ったい感じだったので、
最小限の味見品だけつまんで退散しました。
ナッツヴェセルは、ナッツがたっぷり入ったトフィー。
底にクッキーの生地が入って形を整えてます。
適宜砕いて食べるんだろうけど、
囓る食感は硬ぇと思うほんの手前で、
歯弱には勇気がいるお菓子かもしれないね。
サイズは各種あり、これは一番小さな小分けサイズ。
それでも一人で食い切るには多いな。
確かにたっぷりな食べごたえも魅力だけど、
もう少し薄く品よくしてもいいんじゃないかと思います。
お味自体はイケるのですが、持ち味が生かされているというより、
木の実自体がおいしいというか、構成材料の強さの積み重ねで、
お菓子の出来としては決して洗練されてません。
ブラウニーはナッツ要素が目立ちませんが、
サックリズッシリと焼けています。
薄焼きの箱根チュイールは
アーモンドではなく、落花生が乗っています。
持ち帰るとバッキバキに割れますので、お土産向きではないかな。
なんかちょっと惜しい感じ。
主に美学やセンスのあたりが、
もう一皮剥けるといいんだろうなという気がします。
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