栄光坂の登り口にあるドイツパンのお店。
こんなところに、こんなお店があったのか!
ドイツらしさはどこをどう探しても見つからないくらい侘びた立地。お店の構えもそっけないというか、素朴というか、質実剛健が漂うような体裁であります。
看板には ”食事パン中心の手作りパン” とあります。ただ、ゴリゴリのドイツパン専科というわけでもなさそうで、棚には食パンやピザなどの惣菜パン、コロネやデニッシュなど、親しみやすい菓子パンもならんでおりました。きっと地域密着のパン屋さんとしても、機能しているのでしょう。
全粒粉のヴァイツェンフォルコーンブロート、ライ麦のロッゲンミッシュ、大納言とクリームパンを買ってきました。
オススメだったクリームパンは、良き風味ですが、クリームはややモソった口当たりかな。
やっぱり、ドイツっぽい食事パンが良いですね。中はしっとり柔らかく、噛みしめるとどっしり味があって、仄かな酸味や麦の素朴な風味が楽しめる感じ。薄切り一枚でも満足感が高いのよ。
日々の食卓に乗せられるよう、お値段も良心的で偉いなと思います。
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