駅前のさくら通りにあるお蕎麦屋さん。
ご当地の名を全国に知らしめた志村版「東村山音頭」
改めて聴いてみると、多摩湖や狭山茶処に触れつつも、肝心な東村山については、ただ~丁目って繰り返すだけで、何一つも情報が盛り込まれてねぇ!
そりゃそうなのです。駅を降りて、眼前の何も無さにただ呆然とするからな!
当然、お食事処にも困るわけですが、駅前をちょいと歩くとこのお店がありますよ。店頭に石臼を据えた十割蕎麦のお店。決して敷居は高くなく、町場のお蕎麦屋さんという風情です。
近所に「保谷納豆」の工場があるのを車窓から見ていたので、それを使ったイカ納豆をつまみに、喉を潤します。”つるの舞” なんかはうちの方でもたまに見かけるよね。
お目当ては、やっぱうどんなのです。
メニューには肉汁うどんもありますが、お店自慢というもつ煮を使ったもつ煮つけ汁うどんを注文しました。 肉汁といっても、申し訳程度のペラいお店が多いので、こちらのような強めのうどんを受けるには、コッテリ田舎臭いモツ汁がイイ感じです。
茶味がかった地粉色のうどんは、もちろん手打ちです。ただ、いわゆる武蔵野うどんの家庭味とはちょい風合いが違って、しっかり専門店の仕上がりなんだよね。ツルぷりっとした口当たりで、コシもあって、なかなかおいしいのです。
看板のお蕎麦も、ギュンとしてイケますね!
正直、うどんも蕎麦も両方イケるお店だとは思わなんだわ。野菜天せいろは、盛りもたっぷりで、十二分に満足できますよ。
きっと真面目なお店なんだろうね。ただ、店内の雰囲気はややくたびれた感じで、週末の夜もぼちぼち営業なのがもったいないんだよな。
他にろくなお店もないのに不思議だな。
コメント一覧
いいですね。
武蔵野うどんすきなので、いってみたいです