蒲田の「いっぺこっぺ 」でロースカツカレー

区民ホールの近くにあるお店。
お隣の人気店「檍」の経営するカツカレー専門店です。

蒲田というと羽餃子のイメージが先行していますが、
むしろ、とんかつの旨い街なんじゃないかと思うのですよ。
京浜エリアには都心に負けぬとんかつの名店が多く存在しますよね。

工場労働者を支えるちょっとした贅沢、食べるカンフル剤。
それはとんかつの他にありませんな。

こちらも人気店ということで、昼過ぎでも長い行列が続いており、
一旦撤退し、あたりを散歩してからの再訪となりました。

ここで注意して欲しいのは、行列はおそらく「檍」のもので、
「いっぺこっぺ」のものではなかったのかもということ！

なお、2時前にはどちらも落ち着いてくるようです。

満席の店内は割と手狭なカウンターのみ。
お客はカレーをかっこむ野郎ばっかなので、割と殺伐とした癒やしのない空間であります。
　

　
おすすめのロースカツカレーをいただきました。

せっかくなので、上なり特上なりを気張るのもありかと思いましたが、
いやいや、並でも思った以上に立派な厚みで、カツカレーにするのはもったいないくらい！！

ハヤシSPFを使ったとんかつは、やはりおいしく、
綺麗な脂がスッと溶けて、モタれずにいただけますね。

でも、カレーとちゃんと分けて盛ってくれるので、
サクッと程よく揚った食感や風味をカレーの豪腕でかき消されること無く、
カツはカツとしても、おいしくいただくことが出来ます。

カレーはシンプルな作りでカツを邪魔しないチューニング。
とんかつの脂と合わせても重たくならない後味で、これもよろしいです。

口直しのキャベツにご飯もたっぷりで文句無し！

巷のそれとは一線を画す上質なカツカレーでありました。