名古屋モーニングで有名な喫茶店。
「劇場版ゆるキャン」では、しまりんも取材に訪れてたもんな!
名古屋駅からも離れてるし、オフィス街でもなさそうだし、実は穴場なのかもと思ったら、甘かったわ。
小さな喫茶店は、朝っぱらからギュウギュウの満席でしたよ。
店内にはほのかな魚の匂い。大通りを渡った先に、柳橋中央市場がある関係で、一仕事を終えたおとっつぁん達が珈琲をしばきにやって来るのです。なるほど、ここらの飲食店はそういう系だったか。
そこに雑誌を見た観光Hanakoらも容赦なく加わるもんだから、完全にキャパオーバーじゃんね。
カウンター内では熟練のマスターや若い奴らも忙しく動いておりますが、対応にあまり余裕は無く、動じぬ立場を確立している常連客以外にとっては、くつろぎの朝を味わうのが難しい環境です。
こだわりの自家製ジャムを乗せたトーストが名物なんだよね。
お味はキウイワイン、マンゴーバナナ、パイナップルラテ、創業以来、50年変わらぬ味のマーマレード。意外と今風マリアージュをかましてるジャム類は、この他にもいろいろな種類を作っているみたいです。
今回は小倉も乗せた豪華版を注文しました。ジャムが主役だからか、あんこについては極力存在を抑えた仕上がり。どちらかというとクリームの印象が強く、それぞれのジャムの味は、正直あんまわからん感じでもったいなく思ったよ。
ここは、あえてバエをとっぱらって、シンプルなジャムトーストが正解なのかもね。
珈琲はブレンドとして一つの完成形といえるような逸品でした。
適度な苦味があって、しみじみおいしいわぁ。本来はコーヒーだけ飲みに来る価値もあるお店です。
ただ、名古屋モーニングは、私らが不用意に立ち入るべきではないのかもな。
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