高崎の駅ビル「イーサイト高崎」に入るお土産店。
県下の名産品が勢ぞろいする、実に素晴らしきスポットなのです!
高崎の、いや群馬県のお土産を買うならば、旅の最後にこちらに立ち寄るだけですべて事足りるんじゃねーかというガチな店だったのよ。
改札出てすぐの立地。駅ビルを運営するJR東のグループ会社が直営しているみたいなのですが、一般的なアンテナショップよか滾る熱量を感じますね。
菓子、各種食品、酒、工芸品に至るまで幅広いラインナップ。定番品のセレクトも心憎いのですが、スポットで季節の農産物を扱ったり、限定の生菓子が入ってきたりして、目が離せません。
滞在中、暇を持て余した私は、何度も立ち寄ってウロウロしつつ、各地への旅行気分を味わいましたよ。
んで、初手からいらんもんをカゴに入れてしまう図。
こちらは高崎からだいぶ離れた沼田市の名物なのです。
数々の献上歴が書かれた歴史有りげなパッケージもステキですし、羊羹ならば腐らない的な、いくらでも積んどけ的なデブ判断でもって、キープしました。
いやね、店頭写真では断面がもっと栗クリしてたのよ!!!
実際は欠片が交じる程度で、栗目当てだとやや弱いのですが、今日シロップ漬けではないので、栗の素朴な風味付けという役割には十分量です。
お味もギュッとした甘さで、食べごたえのある羊羹でした。裏に糖がシャリッとした部分が少しあるのもいいね。
ついでにこちらは下仁田「古月堂」の本宿どうなつ。
いつも入荷しているわけではなさそうですが、時折おっと思う商品がならぶことがあり、楽しいの。
薄皮のひとくちあんドーナツで、中が白あんなのが珍しいかな。ドーナツはヘビーなものが多いけれど、これは思いの外あっさりな味わい。甘みも控えた仕上がりでした。
ただ、その日の遅くに摘んだため、ややしっとりしてしまいました。ほろり崩れる食感。
今回の旅ではうどんを食べなかったので、スタッフおすすめと書いてあったこちらの商品をお土産に。
桐生あたりで有名なひもかわうどんの半生タイプで、なんと、帯状の麺を自分で好みの太さにカットできるという趣向なのです。
他にもひもかわを謳う商品はいくつもあったのですが、どれも麺の幅はせいぜいこの1/4~1/3程度。どうせならば、幅広のものをベロベロ食べるのが面白かろうよと購入した次第です。
早速、1/4、1/3、1/2、2/3という太さで試してみたのですが、うん、そうね、やっぱあんま広くてもよろしくないみたい。改めて、市販の商品がそこまでで止めている意味を理解しましたよ。
専門店でいただくものは、ただ広いだけでなく、厚みや歯ごたえを調整したりして、口に入れる際のバランスをとっているのだろうけど、これは単にカットしなかっただけの生地って感じ。
ちなみに「つるまい本舗」という会社の商品なのだけど、地場のものでなく、伊那に本拠のある、土産卸会社の群馬部門の屋号みたいね。たしかに、最近回った他県の観光地で似た体裁の商品も見かけました。
うどんとしてのお味はいまいちなので、小学生のノリで遊んでみる楽しさだね。
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