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帯広「たいやき工房」の粒あん、チーズ

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十勝平野は小豆の一大産地。

きっと帯広の街は、あんこまみれ、おはぎまみれになっているのだろうと勝手に盛り上がっておりましたが、意外にそんなことはなくて、むしろ洋菓子消費の方が強そうな土地柄なのですね。

こちらは地元素材にこだわった、たい焼き店。

市内に複数店舗を構えているようで、それっぽくは見えない本店は、繁華街からはやや離れた立地です。

ちょうど若者達が連れ立って買いに来ているとこへ通りがかり、私もちゃっかり後に続いてみました。

店内にはヲバちゃんが一人。焼き置きの販売でしたよ。

皮が変わっているんだね。

中はもっちりとしておりますが、表面はザクザクとクリスプで、まるでソフトクリームのコーンのような食感なのです。 

時間を置いてもカチカチに固くはならず、もっちり化するのも面白いとこで、これなら冷めてもそのまま食えますね。

もちろん十勝産の小豆を使っているあんこはウェットな仕上がり。

ほどよい甘みの中に、豆の風味もあってまずまずです。 

チーズはとろりクリーム状。

チーズ味が定番の一角にしっかり食い込んでいるのは、やはりご当地らしさだなと思います。

クリームチーズ風味とのことですが、ほんのりな甘さと乳製品のコクを感じるものでした。 

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