最新の記事はこちら⇒ https://taputapu.info/
PR

有馬温泉の「川上商店 山椒彩家」で辛皮昆布

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

山間の有馬温泉。

大きなホテルを増やすには厳しい立地なのでしょうけれど、歩いて一周できるようなコンパクトな範囲に観光要素がきっちり収まっているところが人気の要因かもね。

中でも、商店街は大きな魅力です。

やはり観光地には観光街があってこそなのよ!

もちろん、昭和から何も変わってないようなベタばかりでは困りますが、適宜、新しい風を取り込みながら、そぞろ歩きが楽しい買い物&食べ歩き街があるとテンション上がりますよね。

湯本坂にある「川上商店」は1559年に創業したという兵庫県一の老舗です。

元々は筆や竹細工を作っていたようですが、現在は佃煮屋さんとして、ご当地のしょっぱいお土産を担当しております。

松茸昆布が看板商品らしいのだけど、昔のように地場の松茸で作っているわけではないだろうしな。

そもそも”佃煮元祖”とは 、”佃” とは・・・

系列である山椒専門店を覗いてみました。

この店舗は神戸市都市デザイン賞を受賞したんだってさ。

六甲山系に自生するヤマサンショウは、有馬山椒として名高く、こちらのお店でも重要な食材になっているようです。

実や葉だけでなく、花や木の皮まで食べる習慣があるんだね。

山椒をブーストした七味は、さっきの蕎麦屋でも使われておりましたよ。

ちりめん山椒は京都のものよか、だいぶ醤油が強く、さすがの佃煮店製。

香りはほどほどで、実山椒も見当たりませんでした。

辛皮と書いて ”からか” と読むみたいです。山椒の木の皮の佃煮は珍しいな。

だいぶ昆布っぽいんだなと思いながら食べたてたら、実際、8割方が昆布でした。

茶色く細いものが辛皮らしく、丹念な下処理やアク抜きを経たものを、極細に切って昆布と煮てあります。

この辛皮だけを食べいぇみると、ちょい硬く、ほんのりヒリリとするのです。なるほど、皮まで山椒味なんだなって分かり面白かったわ。

説明書きには、耳かき一杯で一升の酒が飲めるとか、味覚が麻痺するほどヒリヒリするとか書いてありますが、さすがにそんなことはなく、ほんのり山椒風味の佃煮昆布でしたよ。

コメント一覧

タイトルとURLをコピーしました