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常陸青柳の「メヒコ 水戸フラミンゴ館」でカニピラフスペシャルセット

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市毛水戸線にあるシーフードレストラン。

いわき市を発祥とするチェーン店で、主な出店は福島、茨城県下。東京では浅草や有明にお店があるみたいね。

メヒコ、遂にやってきましたよ。

周囲には何もないような真っ暗い田舎のロードサイドに、ポツンと明かりが見えました。

私のように水戸駅からバスでやって来るお客さんは稀有でしょうけれど、本数が少ないので、帰りの便は要確認です。遭難しちゃうよ!

そんなお店に、なんでわざわざ出向いてきたかというと…

店内でフラミンゴを飼うイカれたレストランだからだよっ!!

つか、めっちゃフラミンゴいるじゃんか! なんなん、このお店は、動物園かよ!?

メヒコでは、いわき本店の他、郡山、つくば、水戸、守谷の各店舗にフラミンゴがおり、飼育槽をぐるり囲む形で客席が設置されております。そして、お客さんの多くはこのフラ際席をお目当てに予約をしてやってくるみたいなのよ。 

ちなみに有明店は水族館で、いわきの支店ではサメが泳いでいるようなので、わけがわかりません。

そもそも、メヒコなのにメキシコ料理は無く、なぜかズワイガニがでてくるという、とっちらかったコンセプトがいかにも昭和らしいよね。

その一方で、フラミンゴの群れに感動して、フラミンゴを見ながらお食事が出きるレストランを作りたいという夢を叶えてしまったのも、また昭和なストーリー。いい時代だったんだな。

せっかくなので、名物のカニピラフをいただけるミニコースを注文しました。

突き出しの海藻サラダはごく普通。

どうしても、フラミンゴに目がいってしまいますが、店内はファミレス以上といえる、ゆったりゴージャスなレストラン環境です。スタッフの対応も丁寧だし、記念日とかに来るちょっといいお店のコンセプトなんだろうね。

カニ用のフィンガーボールが出てきたり、タイミングを見て、二度目の熱いおしぼりが供されたり、結婚式かよって思います。

前菜のエビが思いの外、立派で、シーフードレストランというのは嘘じゃないんだな。

漁港のバケツの中のようなスープも、カニの茹で汁を程よく整えたような面白いお味。 

トマトソースでいただくサクサクなカニクリームコロッケは、やや甘めで上品。

ピラフはどんだけカニ出汁がしゅんでるかというものではなく、バター風味のご飯と甘いカニのほぐし身を混ぜて食べておいしいバランスです。カニの身もけっこうたっぷり詰まってて、おいしいのよ。 

これは、むき身で願いする事もできるのだけど、やはり殻付きでどーんと出てきたほうが気分が盛り上がるし、自分達でひたすらカニをほじくる過程、その間の会話なども楽しみたいですな。 

フラミンゴのインパクトだけでなく、ちゃんと身のあるお店でしたね。

食べ終わって時計を見たら、もうバスが数分後だったので、デザート抜きで慌てて飛び出てきました。

危うく、もう一時間、フラを眺めにゃならんとこどだったぜ。

コメント一覧

  1. ぴーさん より:

    メヒコのカニピラフ、美味しいですよね。

    車があると、少し遠出して那珂湊で回転寿司を選んでしまいがちです。

    • 管理人 より:

      >ぴーさんさん
      那珂湊。電車がなかなか来なくって、見送っちゃったんだけど、お魚以外の地場のお菓子屋さんとを覗いてみたかったです。

  2. 梅の里 より:

    一度も行った事がないのでチカチカ行きたいと思います❗️必ず行ってカニピラフを食べます️

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