和三盆の産地としても知られる香川県です。
このお砂糖は竹糖や細黍と呼ばれる糖度の低い在来種から作られるらしく、県東部のさぬき市や東かがわ市の砂地の畑がその栽培に適しているんだそうな。
「三谷製糖」は和三盆のお菓子でも有名な老舗。
和三盆をそのまま固めた打ち菓子もお土産の定番になっておりますが、ご当地名物の瓦せんべいなどには、研ぐ前の白下糖が使われることもあるようです。
香ばしい風味があって焼き菓子にはピッタリなんだろうね。
「久つ和堂」でも材料の白下糖を販売してるって看板が出てたのだけど、店頭に見当たらなかったので、下手に頼んでkg単位で出てきたら大変なので、高松空港の売店で買ってきました。
おまけに、徳島土産だけど「栗尾商店」の鳴門うず芋もスイート蜜が染みて旨いよね。
白下糖は和三盆精製前の黒糖に当たるもの。
でも、食べた印象はだいぶ違うもんだな。
黒糖は風味やお味にパンチがあるのだけど、やや荒っぽいじゃん。
白下糖は上品なのよ。香ばしい風味をほどよく漂わせつつ、エグみ無く、すっと口溶ける感じ。なるほど、和三盆はこの段階から片鱗を見せるもんなんだな。
もちろん煮物などに使ってもおいしいだろうけど、私はお茶請けとして、そのままいただきますよ。
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