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【閉店】京都・河原町の「SOU SOU しつらい」で和菓子と抹茶

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OPA裏手の細い路地は繁華街の死角的な場所で、
地場のオサレなファッションエリアになってるんだよね。

ここは和モダ~ンなデザインユニットのお店に併設されたお茶処なの。

ブティックの2F、生活雑貨や家具の売り場に
小さいけど、とても雰囲気よく設計されたお茶カウンターがあるの。

中に誰もいなかったので声をかけたら、
ちょうど商品の整理をしていたオカッパ和装のお姉さんが感じよく対応してくれたよ。

メニューは抹茶&お菓子と珈琲の2種類のみね。

なんでこんなとこに来ているかというと。
テキスタイルと和菓子の融合という
ものすごく面白い試みをしていたからなの。

茶菓子というのは、各々が懐紙にとっていただくもので、
本来はそれ単体で世界観を完結させているものなんだよね。

もちろん菓子器との組み合わせの妙はあるんだけど、
ここがやっているみたいに環境側が積極的に関与していく事はなかったわけ。
まさに目からウロコの企画。

今年に入ってお菓子は「亀屋良長」が担当することになったらしい。
デザインとの融合がハンパなかった「長久堂」時代よりも、
だいぶお菓子主導のバランスになったのだけど、依然として面白いと思うよ。

今月はこちらではあまり見かけない引千切りってお菓子で、
京のひな祭りに欠かせないものなんだとか。

邪を払うヨモギのお餅は定番としても
カボチャの餡のきんとんにカボチャのタネまで入ってるんだからやっぱ面白いよね。

お味も美味しいわ。

ちなみに図柄はポストカードになっていて、お持ち帰りも出来ます。
お菓子の下はちゃんと透明シートが敷かれていて、そのへんの配慮もバッチリ。

結局、お客さんは私一人だったんだけど、
お茶はお姉さんが目の前で雅に、ちゃんと立礼の作法で点ててくれました。

大丈夫、お客さん側には特に難しい作法を求められることはないので、
お茶を知らなくても、誰でも気さくに利用出来ると思うよ。

茶碗もいいし、丁寧な仕上がりだよね。

おしゃべりの相手をしながらも、
ちゃんと適切なタイミングを測ってもてなしてくれたわ。

コスト的には決して見合わない営業だと思うのだけど、
どこか趣味めいた部分もある運営だからできるのかな?

お菓子の試みも茶席の対応もとっても気に入った!
オススメなので、京都旅行ではぜひ寄ってみて!

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