塩小路通沿いオムロンの先にあるビストロ。
ホテルが京都駅の近くだったので、
近くで夜遅く食事できるとこを探してひっかかったお店。
オッサンだから、体力がもたなくてさ・・・
夕飯までにちょっと仮眠でもするかなと。
目が覚めた、ウソーーーーーーー!って流れです。
このお店は河原町にある「イカリヤ食堂」の兄弟店みたい。
どっちも気さくな営業で頑張ってるお店なんだとか。
この夜は雨降りで、時間も相当遅かったのにもかかわらず、店内は大盛況!
しこたまワインを煽った小太り姉さんが、転げ出てこなかったら、
危うくお食事にありつけないところでした。
お店は小さく、カウンターとテーブルがちょいちょい。
そのわりに厨房もホールも人数が揃っていて、
騒がしい中でも気遣いができている印象です。
メニューはいわゆるビストロ料理を中心にかなり絞ってあり、
ドリンクも含め、お値段は手頃だと思います。
まずは前菜のおまかせ三種盛り。
キッシュロレーヌとサーモンとかぼちゃサラダ。
キッシュがウリの一つらしく、必ず入るみたいよ。
チーズの追いがけもしてくれるんだ。
この日はすでにほとんどの品が売り切れているような状態で、
お店っぽさを感じさせる内容ではなかったかも。
個人的にはレーズンやナッツの入ったかぼちゃサラダが、
スパイスの感じもちょうどよくて、おいしかったな。
米麹を使って作るというなめらかな京都地ビールがすすみます。
オススメを聞いたら、クネルというお答え。
アレですな、例のフランスはんぺんですな。
こちらでは鯛の身を使っていて、
熱々フワシュクな焼き上がりを、濃厚な海老ソースとともにいただきます。
本来、大量のバケット支援部隊が必要な作戦だと思うのですが、
お通し代わりのパンはカッチリ焼いた小粒しか出てこないので、ちょっとキツいです。
エシレバターもつけきれません。
前菜もメインもポーション多めなので、
何人かでやってきて、つつきあうのが正しい利用なのかもしれないな。
ただ、店内は賑やかですが、居心地は悪くなく、
一人旅で料理店に入る気まずさも幾分軽減されたと思います。
お味的にはチョイ気さくな部分がありますが、
京都駅の至近での存在は貴重だと思います。
最後はお見送りもしてくれました。
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