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京都・祇園の「とり新」で親子丼

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フォトジェニックな白川沿いにあるお店。

となりの鶏料理の老舗が経営する焼き鳥屋さんが、
ランチは親子丼の専門店になるのよ。

本店の脇にかろうじてへばりついているようなお店なので、
手狭なんだけど、白木作りでそれっぽい雰囲気はあるの。

若い調理の人と奥さんとお店の人はやや素っ気無い感じだけど、
場所もいいので、いつも観光客でいっぱいなんじゃないかな。

お昼は親子丼一品のみの提供。
御飯の量は無料で増やすことも減らすことも出来、それぞれ盛り付ける器が違うの。

これは小盛り用。
信じられないだろうけど、私だって小盛りを頼むことがあるんだぞ!!

親子丼のタネはテフロンの深フライパンで何人か分をまとめて加熱して、
スプーンで丼に乗ってていくような作業だから、ちょっと風情はないね。

仕上がりもだいぶ固めで、味付けも比較的濃いめ。
よくある京風のトロトロ親子丼とはちょっと違うかな。

ただ、鶏は臭みなく、おいしい物を使っているし、
最後に乗せられた黄身がまろやかにまとめてくれるよ。

この日は寒かったので粕汁がついたわ。
お汁や漬物なんかも悪くない。

値段も手頃だし、使い勝手はいいかな。
ただ、スペースも狭いし、もう少しお食事環境がよければ、なおいいんだけどな。

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