三十三間堂の裏手にあるお好み焼きのお店。
私ははづきさんにオススメもらって初めて知ったのだけど、
Meets掲載の常連店でもあり、かなり有名なお店みたいよ。
どうよ!このロケーション!
お店はお寺の裏の普通の住宅街にあるのですが、
この細い路地!ちなみに赤ちょうちんのとこが入り口です。
観光客がフリで入る可能性はまぁゼロだよね!
こんなお店なのに中は満員で、この後すぐに待ちの行列もできたほど。
わざわざ時間を外してきたのに!マジかよ!
つーか、お客はほとんど顔見知りの地元民かも。
余所者のアウェー感に身を縮めながらカウンターに付くと、
大きな鉄板でコテを振るうヲバチャンが気さくに対応してくれたわ。
入りづらいけど、初めての人でも全然大丈夫。
この人情ヲバちゃんが、まぁよくしゃべる。
店内の雰囲気はドベドベの下町のもので、
ああ、京都にもこんな風景があったんだなぁという感慨な。
メニューはそれほど多くないんだけど、
ホルモンメニューが豊富に混じってくるのが、こちらの土地の特色みたい。
むしろお好みよりホルモン屋寄りかもね。
そんなわけでまずはレバ刺し。
*残念ながら提供禁止になりました*
薄切りのレバが積み重なっているので、けっこう食べでもあるのよ。
多少、獣っぽさも感じるのだけど、
お好み焼き屋で食う生モツとしては十分及第かな。
これはアカと呼ばれる飲み物で、
京都のお好み屋界隈でおなじみののローカルチューハイらしいの。
これも知りませんでしたね~
配合はお店によって異なるみたい。
懐かしの赤玉ポートワインをベースにしてるらしく、
さすがサントリーのお膝元を感じさせるよね。
特にキャラ立ちしためずらしいお味ではないのですが、
ちょっと強めで、下戸の私はすっかり酔っ払っちゃったぜ!
なんだか京都の人って意外と色物が好きなような気がしますな。
普段から色彩に敏感なんだろうと好意的に解釈しておきましょうか。
満を持して焼きあがったまんぼ焼き。
メニューには書いてないので、正式名称は分かりませんが、
Meetsに全部入りしかないだろ!みたいな煽りがあり、まんまと乗ってしまったわけです。
お店にあるトッピングを全部混ぜた一枚。
しかし、この選択は概ね失敗かな!
もうね、お好み焼きなのか何なのかわからん状態!
ここのお好み焼きは生地も薄く、キャベツも多くないんだよね。
そのため、薄皮の貼りついた、ゴッタ焼きそばみたいな仕上がりになり、
具が多い分、それぞれの個性が死んでしまっている気がしたな。
他のお客さんも、もっとシンプルなもん食ってたし、
私も具は1,2種程度にとどめおくことをおすすめします。
Meetsめ!!
ソースは2種類あって、奥のほうに塗った真っ黒い辛ソースは、
辛口でなく、まじ辛いので注意して使ってくれ!
たまに転げ落ちるホルモンが、脂身をたっぷり抱いてやけにうまかったので、
ホソ焼きも頼んでおけばよかったなぁと激しく後悔した。
鉄板で作るそば入オムライスも面白そうだったんだけど、
待ち客も多かったので、すみやかに退散した次第っす。
でも、今まで京都で入ったことなかったような面白いお店だったよ。
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