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京都・三条京阪の「篠田屋」で皿盛

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三条駅出口のすぐ脇にある食堂。

場所柄、前から目に入っていたのですが、
くたびれた印象しかなかったので、入店など考えもしなかったのです。

しかし、ネット時代バンザイ!
実は魅力的あふるる食堂であることを知り、今回どうしても寄ってみたかったんだよね。

お店はマジにレトロ、映画のセットのような昭和光景。
昭和どころか、創業は明治まで遡るらしいぜ。

ペラペラな椅子とテーブル、すり減った小上がり、タヌキの焼き物。
なんとなく傾いているような気すらするタイル敷きの床。
ガッチリとした灯油ストーブもガンガン可動中。

おしゃべりに立ち寄った買い物帰りの婆さんが、
店のヲバちゃん相手に同じ話をなんども繰り返す脇で、
近所の爺さんが超スローモーションで麺をすするような、
扉の外とは違う時間が流れているようなお店。

ゆったりまったり。
こんなのどこぞの田舎街に残っているか否かの風情だよ。

実に渋いなぁ~

メニューはいわゆる軽食堂のそれ。
そばあり、ラーメンあり、丼や洋食もあり、
そのどれもどの時代の物価かというほどにく安い。

壁の品書きはもはやアートの粋だぜ。

食べてみたいメニューはいくつかあったのだけど、
とりあえずは、名物料理の皿盛を攻めなくちゃね!

いわゆるカツカレー。
でもカレーが、京風カレー南蛮のあんかけなのよ!

これが旨かったのだ!ウソーーー!!

カレーあんかけは、一見なまっちょろく見えるかも知れないけど、
ダシの風味や味が楽しめ、和風カレーを突き詰めると、むしろこんなんになるんじゃねーかって感じ。
後の方からピリリと辛味が効いてきて、一筋縄ではいかないぜ!

カツも丁度よい薄さでからりと揚がっていて、
カレーあんかけと違和感なく親和していくの。
また、ソースをかけても違和感なくイケる懐の深さをみせるんだ。

意外な一品だけど、これはいいんじゃね!
おいしくて、あっという間にお皿は空になりましたよ。

とりあえず、京都に寄るBグルマーはおさえておくべきお店だと思うな。

ああ、今考えると無理してでも中華そばとか食べておけばよかった!!!
少なくとも次回の旅行まで営業を続けて欲しいな!!

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