七条通りにある喫茶店。
京都観光をどこから始めるか。駅を起点に、アクセスしやすい三十三間堂や国立博物館のあたりからはじめ、清水や祇園へ流れる方も多いと思います。
ちょっと手前で降りて、こちらで朝ごはんという選択肢はアリですよ!
通りに古くからあるお店で、言われてみると、ああ、あそこのことかって分かるのだけど、飲食の選択肢として、ブックマークしたのはごく最近のこと。
個人的に、京都といえばたまごサンドの聖地なのでありますが、こちらもおいしそうなサンドイッチを各種揃えたお店らしいのです。知らなかったわ~
手狭な店内は、地元のお客さん達が静かに朝食をかじる、ローカル喫茶の風景です。壮年の店主を中心に運営されていましたが、きっと遠くない時点で、顧客層を広げるリノベーションがあったのかなと想像します。
この日はカウンター席に座って、調理の様を眺めていたの。カッカッコッコッという撹拌音も小気味よく、見事な手際で仕上げておられましたわ。おいしいもんは作ってる時からおいしいわな。
朝からレギュラーメニューも注文可能です。例によってたまごサンドを目当てにやってきたわけですが、和風トーストというオリジナルメニューに引っかかりました。
和風トーストは、やはりほわほわなオムレツを核にしたトーストサンドです。その他、千切りのきゅうり、おかか、海苔が挟まって、和の風味。
特に面白いのが、おかか部分で、ポン酢に湿してあるのか、玉子のだし巻き感を増したり、きゅうりが浅漬風に思えたり、後味をさっぱり食わすとこも含め、技アリのアクセントなのです。
たまごサンドはたまごの食感を損なわんようトーストしない派の私ですが、これはやや具が勝つので焼きで受け止めてもいいなと思います。
この整った見た目からして、お味の間違いなさも想像つくと思います。和のアレンジにしても、とってつけたもんではなく、きっちり仕上げてくるとこが、ご当地の食のクオリティだなと思います。
旨かったわ~
丸みの柔らかな厚手のカップでいただくコーヒーも、如何にも朝に飲みたい感じでイイよ。
コメント一覧