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京都・北野白梅町の「中村軒 北野茶屋」で白みそぞうに

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今出川通りで営業する期間限定の茶店。

麦代餅でおなじみ、桂の「中村軒」が目下改修中とのこと。茶店が営業できなくなっている間、こちらに出張営業しておりますよ。

この日は平日の口開けに滑り込んだのですが、北野天満宮にもほど近い立地ということもあり、たちまち席が埋まる高注目度でありましよ。

割烹として改装した古民家を使っているみたいね。

店内は白木のカウンター席を主体に、京都らしい古い味わいに、凛とした清潔感を漂わせる良き雰囲気なのです。この環境を期間限定で使い捨てるのは、ちょっともったいないなぁとも感じますね。

メニューは絞られており、職人さんがその場で握ってくれるおはぎや、焼きたての餅入りぜんざい等が人気みたい。

私は山利の味噌を使った白味噌雑煮をいただきました。

具は柔らかく湯がいた丸餅2つに小芋が1つと原理主義的。本店だとかつを節を添えるところ、こちらではゆずの皮を散らした仕様になっております。

ご当地らしく、なめらかにポタった白味噌汁です。ただ、餅に絡めるにはいいのだけど、汁だけで飲むにはやや塩がキツい濃度になっており、後口は喉が渇く感じでありましたね。これがデフォではないと思うのだけど、願わくば大根や人参で緩衝してほしいところです。

壮年の職人さんやお姉さん方の対応はしっかりしてて、気持ちがいいのよ。でも、わーっと入ってくるお客さん達の調理を一人きりで対応するのは、ちょっと大変かもなって思います。売りである作りたて感とのバランスをどうとるかが難しいところでしょうね。

さらに甘味もやっつけたかったのですが、お菓子の単品注文やお持ち帰りができないのも仮設店舗らしき部分かな。

いちいち桂まで行くのもかったるいしさ、良い雰囲気、魅力的コンセプトの出店です。でも、もう一歩惜しいところもありましたね。

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