やむちん通りの入口脇にある台湾素食のお店。
噂を聞いて、朝食に寄ってみたよ。
路地裏にあるお店は薄暗く、みっちり使い込まれていて、独特のオーラを放ってるわ。
私もそうだけどさ、ここに入っていける観光客の突破力はものすごいな!
この日は朝の早い時間におじゃま。
他のお客もおらず、厨房ではオッサンがユルく仕込みをしてる最中だったわ。
向こうの方みたいで、奥に潜む婆さんと何やら中国のやりとりをしてたよ。
朝食に限らず、基本的にバイキング形式のお店みたい。
カウンターの上には使いこんだ銀色のバットに入った精進お惣菜が並び、
なんともそれっぽい風情なので、冒険者としては心がときめくよ。
はじめに春巻きと卵、精進揚げの乗ったトレーを渡され、
それ以外は自由によそってねってシステム。
値段は横浜中華街の奴らにつきつけてやりたいほど安い!
全種類、少しづつ取ってみたんだけど、
お料理はこの後もっと増えるかもしんないわ。
精進料理のお店ということで、肉類は不使用。
湯葉などでそれっぽく作ってあるものが食べられて珍しいよね。
保温器はないので、お料理は冷めちゃってるのが玉に傷だけど、
お味は素朴で優しく染みてくる感じ。
特に干し筍の煮たのや野菜スープなんかがおいしいなぁ~
香料なのか乾物の風味なのか?
昔の中華街の路地を歩いたときの匂いがして、どことなくノスタルジックなのよ。
お父さんにもっとお替わりしてね~って言われたんだけど、
この後に死の食べ歩きロードが待っているので、心惹かれつつも程々にしておいた。
他の写真を見る限り、お料理は気まぐれ日替わりみたいなので、
通っても楽しめるんじゃないかな?
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