儀保駅近くの住宅街にあるお菓子工房。
新垣家三世淑康の七男の未亡人が独立したお店よ。
まったく小売店らしからぬ体裁だけど、
基本的には注文生産の工場ということみたい。
一応、小売の対応もしてくれるらしいんだけど、
確実に買いたい場合は、首里城内の売店を利用して欲しいとのこと。
現在、首里城のお茶室で出されるお菓子もここのものなので、
まさに首里城御用達のお店と言えるよね。
実はこの場所「本家新垣菓子店」のすぐお隣なのよ!
お隣りというか、脇の駐車場の奥の方でひっそり営業してる感じ。
くんぺんはピーナッツの香り。
外側はサックリ、内側はホロホロとした焼き上がりで美味しいわ。
具との釣り合いも丁度良く、三つの中では一番かも。
ちんすこうはサックリ優しい口当たり。
甘みや風味が丸まったバランス型だね。
ここの花ぼうるは最も肉厚大ぶりで、焼き色のグラデがステキ。
ボックリとした食感で、小麦の風味を楽しむような素朴な仕上がりだわ。
ちなみにこの模様は職人さんが一つ一つヒネって作ってるらしいの!
敢えて評するなら素朴&真面目。
分家としての慎ましさと折り目正しさが、お菓子にも表出しているような気がするよ。
ちんるいこう以外は誰もが訪れるであろう首里城で手に入るため、お土産にするにはちょうどいいかも。
鎖之間のお茶室でゆっくり味見をしてみて、気に入ったらゲットするといいぜ!
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