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大阪・大丸梅田の「庵月堂」で庵月最中、花まめ羊羹

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梅田駅には3つの百貨店があります。

売上だけで見ると一三先生の阪急百貨店が圧倒的王者で、大丸はその1/4、阪神は1/6と覇を競うレベルの戦いではないのですが、観光で立ち寄るデパ地下の印象では、むしろ順位が逆転する気がします。

こと、食に関してはリニューアルを終えた阪神がどこまで存在感を示していくかが注目よね。

電鉄系でない大丸はJRに引っ付いて、反対側のルクアと住み分ける形になりますが、ハンパゆえの苦悩は見てとれます。ただ、地下に関しては、ご当地要素も押さえつつ、手堅く集めた印象かな。

上階と違い、地下は3店を行き来しやすい構造なので、構成には大胆に強弱をつけて、機能を分け合う形に持ち込むのがいいのかなとも思いますけどね。

お菓子の名物は大丸饅頭とのこと。ただ、件の機械で焼く都まんじゅうなので、今回は心斎橋に本店があるという庵月のお菓子を味見してみましたよ。

看板となる庵月最中は比較的スリムな円盤型の最中です。

”求肥入” と書かれておりますが、餡の中に求肥を潜ませるベタではなく、餡を包んだ求肥餅を最中の皮で挟むという面白いスタイルなのね。

まず最中がサクッとして、求肥がクニッとして、甘いあんこにたどり着くのが理想的な展開であります。しかし、パックされた日持ち品故か、実際の歯ざわりは皮が二重になった分モッサリとして、固く口に残る求肥についても、むしろありがた迷惑だよな。あんこも庶民的味わいでした。

こちらのお店は栗蒸し羊羹も有名らしいのですが、今回は春夏限定品の花まめ羊羹をお土産にしました。

この断面のボッコボコ! 栗! 豆! って感じがステキよね。

具がデカイので、一切れの中に両者混じった取り合わせの妙というよりは、栗羊羹と豆羊羹を交互に食べる感じになります。

ベースの羊羹は、小豆感というよりまず糖分がすっと前に出るようなものですが、蒸し羊羹的にモッサリしないのが良いところ。栗も大きなものが入って、らしい風味が楽しめます。なるほど、栗蒸羊羹が人気なのもよく分かるわ。

花豆はどうしても皮が口に残りますけれど、小倉なりを散らすよか、よほど豆の存在感をアピールできて、主役の栗の影に隠れませんな。

こっちはいいお土産になりました。

本店はこんな感じ

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