本町通りをちょっと入ったところにある大正4年創業の精肉店「世界」
秩父名物の豚の味噌漬けにおいては「安田屋」と覇を競う存在でもありますね。
先ごろ、本店に隣接する上町通りに面した区画へ、豚みそ丼を提供するお食事処「新世界」をオープンさせております。
すでに人気は定着しておるようで、この日も口開けから観光客が集まっておりました。
もっとも、キャパは十分にあるお店なので、席を長く待つことはないんじゃないかな。
秩父の繁華街において、きれいな環境で観光ベタなお食事が楽しめるという条件では、この先も一定の需要が見込めると思います。
あのかつ丼を食いに行くよか、こっちの方が良いんじゃないかな?
メニューは豚味噌丼にほぼ特化しており、豚1枚の小から6枚の特盛まで用意されてます。
これはお肉が2枚乗る並盛のご飯少なめ。
「野さか」のような炭焼の荒っぽさはありませんが、お肉は具合良く焼けていますよ。うちだとバキバキに焦げがちだからね。
白味噌っぽい甘い香りに頃合いの塩味。厚みもちょうどよく、食べごたえがあります。
唯一惜しいのは白飯で、この時はやや芯が残る炊きあがりだったのね。厨房、焦ったな!!
もう一つ、手作りとんみそ饅頭というメニューが気になりました。
気がつくと饅頭ばっか食ってる糖尿一直線な私です。
皮は中華まんっぽい仕上がりで、具は潔く、薄切り豚とごまのみなんだな。
味噌は豚漬けと同じものなのかもしれんけど、皮の甘みもあって、より甘まろやかに感じるね。
うん、これはこれで旨いな。お祭りや参道で売れるんじゃないか?
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また、いつかお願いしますね。
>通りすがりさん
秩父鉄道乗り放題券を買って、ちょっと離れた場所も歩いてみたいです。