西富士宮の「マルキーズ」でロシアクッキー

大月線沿いで昭和な香りが残る洋菓子店。

すぐ裏手には「富士宮市民文化会館」があり、コンサートや地域の発表会の後に、こちらでステキなケーキを買ってもらって、おうちに帰る的なお店なのかな。

なぜか富士宮に来る前から、地図にマークしてたお店なのよ。

「どうして、こんなところに旗が立ってるんだと」と自分でもすっかり忘れてたんだけど、現地でパンフを読んで思い出した次第。

甲斐みのり氏の幼き思い出が詰まった推店だったんだな。なんかの記事で読んだんだ。

自由が丘「風月堂」などで修行したお父さんが独立したお店で、名物は小ぶりなメロンをくり抜いて作るメロンシャンテとのこと。

この日も店頭に並んでたんだけど、これは流石に持ち帰れないし、そこらでむしゃぶりついたら通報案件になりかねないお菓子なので、常温でも日持ちしそうなクッキーの小箱を買ってきました。

中身は五種類。

真ん中の白いアーモンドムーンだけはネッチリ硬いマーマレードを挟むもの。他は二枚をかさねて端をちょこんとチョコへ浸す形になってたわ。

つまみながら、そもそもロシアケーキって何なんだと検索してみたところ、かつてロシアの菓子職人が伝えた焼き菓子で、生地を二度焼きするのが特徴って書いてあったよ。

私的にはやたら野暮ったいクッキーというイメージです。

こちらのものは、一歩軽いお味かな。昔っぽくはあるのだけど、甘み等はやや物足りなくも感じる仕上がり。常温だとちょいダレるので、冷蔵で締めてからいただいた方が良いでしょう。　

そうだ！　忘れてたよ！　

こちらをブックマークしてた理由は、私が”かいみのらー”であること以外に、もう一つあったわ。

沼津の謎菓子ケセットが、こちらではアパレイユという、これまた本来の意味とは異なるワードを冠して謎販売されていたのだった！！　くそぉー、ロシアケーキを買ってる場合じゃなかったーーー