御成橋の袂にある鰻屋さん。
沼津にあるもう一軒の ”冨久家” であります。
うなぎといえば、お隣三島の名物ですね。
といっても、地場で育ててるわけではなく、バカバカ湧き出ている富士山の湧水に泳がせ、泥抜きを行うことで、うなぎの臭みが消えまっせというのが売り文句。
その点、この沼津もほぼほぼ変わらん立地じゃん。大きく話題にはなりませんが、やはり、鰻屋さんが点在しておる街です。
こちらはその中でも「繁乃家」か「冨久家」かと言われている定番店とのこと。やはり自家の井戸水で泳がせた国産うなぎを使っているのが自慢なんだってさ。
店内は歴史を刻んだ和風の趣。ややコンパクトな作りなのが、いかにも昔っぽいところですね。店のお母さんも厨房のお父さんも気の良い対応です。
HPには ”創業より60余年” との文字が見えますが、実際はすでに80余年となっているみたい。
どんだけ更新してないんじゃい!って読んでたら、御品書の値段だけは上方修正されており、しっかりしてるんだかしてないんだかって感じです。今は三代目ということですが、おそらく、開業の起点が明確ではないからかもしれないね。
うな重の並です。う~まそ~う。
今回の沼津行でははかばかしい戦果を得た手応えが無かったからさ。
うな重という約束された勝利の食物でもって、無理くり帳尻を合わせようという作戦ですよ。
うなぎは表面サックリ、皮目はプリッと柔らかく焼かれ、甘めのタレはわりとスッキリした印象ですね。ご飯は上品量を敷かれており、普段ならば大盛りにしちゃうとこですが、食べ歩き中にはちょうどよかったです。
暑い時分に三島で行列するのなら、ちょっと足を伸ばして、比較的してる沼津で鰻しても良いかもね。
ちなみに上にすると、もう半身乗っかっちゃうみたいよ。
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