新宿町の静か過ぎる住宅街に隠れた和洋菓子店。

沼津で有名なお店の中には、必ずしも外に開かれていないというか、ご近所さんやローカル相手の商売で完結しているところがありますよね。
外向き用は沼津港などのベタなエリアで対応するものとして切り分けられており、その他の部分はあまり露出せず、人知れずに独特な文化を育んでいるようなイメージがあります。
近年はネットの恩恵により、だいぶベールも剥がれ、その一風変わった表情を垣間見せることもあります。あの異風なシューロールにしても、「冨久家」一店だけの専売でなく、町場のお店に根付いている商品になっているのです。
「安本」のシューロールも、横浜での知名度はほぼゼロでしょうけど、「冨久家」のそれに勝るとも劣らぬクオリティなのよ。私なぞはむしろこっちのほうが旨いんじゃないかとすら思います。
そんな町中に隠れたままになっている逸品との出会いがあるところが、沼津探検の面白さです。

おいもロールは、ふんわりきめ細やかなスポンジでもって、生クリームとさつまいもペーストを巻き込んだもの。ほんわかなスイートポテト風味です。
ぴーちゃんおんぶがカワイイな。
いわゆる ”ひよこ”的形状の白あん焼きまんじゅうの上に、黄色い桃山生地で作ったぴーちゃんが乗っかる親子菓子です。まぁ、愛もへったくれもなく、ともどもに食べてしまうのだけどな!
どちらも丁寧な手作りでおいしいです。 でも、やっぱシューロールも買っておけばよかったなと思うのだから、私もじわじわ沼津文化に侵食されてきているのかも。
なお、私のようにクラーバッグ持参で鼻息荒く、線路を渡ってくる輩は別ですが、駅の北側のお店なので、観光帰りのお土産を買うにはやや不便。ただ、お車の方ならば、ちょいと立ち寄こともできるかな。
お店のお父さんお母さんが、丁寧にあったかく対応してくれますよ。
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