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新清水の「船橋舎」で田舎じるこ

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八千代橋のたもとにある喫茶店。

”おしるこ喫茶” という看板が、まず面白いところなのだけど、こう見えて、すっげー歴史があるお店って聞いてたんだよね。

正確に言うと、姉妹店であるお隣のお菓子屋さんが210年続く老舗みたいです。

はじめはここだと気づかず通り過ぎちゃったくらい、営業の気配が感じられない店頭です。

恐る恐るドアを開けてみると、案の定、お客も店員も誰もいねぇしな。諸々が雑多で、小豆だけでなく、昭和喫茶のセンスもごった煮にしたような環境でした。

店内はしばらく前からメンテを諦めたような、歴史的比喩ではない古い臭いがしますね。

おしるこ喫茶なのに洋風である不意打ちよ。セピアな棚に封じ込められたコーヒーカップ、ホコリを被ったマタドール絵画、カウンターには大きな木製車輪が立てかけてあってさ。

店舗のインテリアとしての車輪て、どこに出展があるのだろう、西部劇?とか考えながら、奥からお母さんが出てきてくれるのを待ちました。 

アイスと白玉の入る五衛門じるこ。冷やしぜんざいに白玉とアイスが乗った、かっぽれがオリジナルメニューなんだって。私は初回なので、ベーシックな田舎じるこをいただきましたよ。

いわゆる、ぜんざいよね。

つぶあんだけど、汁っけ多めなお汁粉感。お味はほどよく甘くて、香ばしく炙られたお餅は柔らか。 

おいしかったんだけど、まぁ環境がなぁ。

口直しは野沢菜でした。

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