大通り沿いにある大正4年創業のお菓子屋さん。
当代では、チャットという商品が、宇都宮土産の定番品として知られているようですね。
駅ビルなどにも出店しておりますが、立派な本店が裁判所手前の伝馬町にありました。
ケーキとお饅頭の双方を作るお店らしく、レンガ積み風の外壁に瓦屋根が乗っかる古い商館風の建物です。
この日は散策途中のお茶休憩に立ち寄ったのだけど、コロナのため、併設の喫茶コーナーは目下休止中とのことでした。
現在はどちらかというと洋に力が入っており、店頭のレトロな生菓子もおいしそうだったから、食べたかったなぁ~
お店の定番品を詰め合わせた、うさぎや満喫セットを買ってみました。
こんな感じに定番商品が1つづつ入って、お味見にはちょうどいい内容です。
栃木路栗まんは、あんこよか栗の比率が高いお饅頭。皮はややモッソリした口当たりだけど、大麦を混ぜて素朴な風合いに仕上げていますね。
うさぎもなかは、横から見ないと何の動物かわからんし、初期3Dゲームのザコ敵みたいなフォルムなので可愛くはないな!
ただ、中に詰まったウェットなあんこは、程よい加減の甘みで、お味はイケますよ。
代表銘菓のチャットは、焼き皮で白あんとマロン餡を包んだ洋風饅頭です。
某ハーバーよか、だいぶドライな仕上がりで、これも、もはや前時代的に感じるお菓子かな。
ちなみに、チャットという商品名は相田みつを氏が命名したんだそうな。
栃木生まれだもの。
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