一ノ関で百年以上の歴史を持つお菓子なんだそうな。
こういう物を持ってきてくれる横浜高島屋の銘菓百選コーナーが大好きよ!
平たく焼いた後、小さなお椀型にまとめたせんべいが、まるで亀の甲羅みたいだねって言われたのが名前の由来なんだって。
初代が青森で修行したらしく、土台となっている小麦粉煎餅はやはり南部せんべいに近いもの。
個人的には、味のはっきりしねぇ南部せんべいの類はあんまり好きじゃなく、食うほどに満足収支は負債を積み上げます。
しかし、こちらは表面にテリッテリに塗られた胡麻飴がポイント。甘さや食べごたえある胡麻香ばしさを加える他、ねっちりした飴っぽさでもって、バリンとした土台に対する食感のアクセントにもなっています。
それでも赤字から始まった収支が、プラス方向にひょっこり頭を出した程度に自制しているとこ。菓子においても享楽に溺れすぎないのは、岩手らしさなのかなと感じるところです。
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