商店街の小脇に佇む中華店。
いつ頃できたお店か、定かではありませんが、
わりかし個性の強い界隈の飲食店の中では、
あまり押し出してこない印象でありましたね。
気が付くと、店頭にのぼりを立てて、
ルーローハンを名物として売り出している様子です。
お昼すぎの店内はそこそこの客入り。
ギリギリ昼食圏内なのか、役人らしき姿もチラホラ見られます。
メニューは特に台湾というわけでもなく、
幾つかの定食と麺飯という絞られた内容です。
大衆中華というより、中国人中華のテイストかな。
ランチの麺には半ルーローハンをつけることが出来ます。
なぜ、メインを鶏そばなどという枯れ品にしたのかというと
そこに”当店自慢”と書かれていたからなのですよ。
しかし、よくよく見回すと、あらゆるメニューに”特選”の文字が踊っており、
店側の推しは全く信用ならなかったことを知らされるのです。
実際、蒸鶏がチョロリと乗った、ごくごくレギュラーなおそばでした。
半ルーローハンはそれっぽいといえばそれっぽい。
少なくとも挽肉部分はちゃんと台湾風味です。
でも、ご飯がイマイチなので、再度がっつり攻めたいかと問われると、
まぁ今回だけで十分かもと思わせます。
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